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黒蝿



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【この小説が収録されている参考書籍】
黒蠅 (上) (講談社文庫)
黒蠅 (下) (講談社文庫)

黒蝿の評価: 2.44/5点 レビュー 54件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
12>>
No.21:
(3pt)

コーンウェルの作品なのか? 狼男の物語の続編を装う再会の物語

スカーペッタが出てこないし、彼女は最早、検屍官でもない。
第三者の視点の描写が続く。視点がくるくる変わり、物語も区切りも細かい。
本当に、コーンウェルが書いているのかと思えるほどだ。
途中、上巻の途中、やっとスカーペッタ視点が出てくるが、従来の力強さはない。
どうしたんだ、スカーペッタ。いや、コーンウエルと言うべきか。
狼男の物語は終わっておらず、マリーノの息子と絡めて、決着をつけようとする。

だが、読み進めていくと、この物語は、このシリーズの転換点にするために、あえて、特殊な書き方をしているのだと思い至った。狼男の続編という形を装った、再会の物語なのだと。

検屍官スカーペッタというより、「ヘリパイロット:ルーシー」と名付けたいくらいだ。
黒蠅 (下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (下) (講談社文庫)より
4062739089
No.20:
(3pt)

母に買いました

母が好きな書籍なので購入。自分は読んでないですが、1円で買えたこと喜んでました。また機会あれば買いたいです。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.19:
(3pt)

母にかいました

母が好きな書籍なので購入。自分は読んでないですが、1円で買えたこと喜んでました。また機会あれば買いたいです。
黒蠅 (下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (下) (講談社文庫)より
4062739089
No.18:
(3pt)

凄まじい闘争

主人公のケイが述懐する
in this work, relationships can also become fatalities. Often they do,

このシリーズに一貫していることだ。
主人公たちは、 悪に立ち向かいながらも、彼らの間の人間関係をすり減らしていく。
シリーズを追うごとに、 ケイの回りの人間関係が ぎすぎすしていくというのが、読む側にとっても なかなかストレスがたまる。
悪と戦うことは 悪に身を晒すこと、そのようにして 身を削っていく。

肉を切らして 相手の骨を切る みたいな、まさに  自分と回りを犠牲にしながらの 壮絶な闘争。
ケイの 人間関係が 破たんしていく。 
ルーシーは 一線を超えていく。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.17:
(3pt)

やっちゃいけない・・・

当時の最新の科学捜査、細かい描写、
びっくりするような(意外な)犯人、そこにたどり着くまでの推理・・・
どれをとっても、睡眠時間を削る価値のある作品だった。
偶然、出会った彼女の作品。
その偶然を幸せだと感じていた・・・のは、前作までだった。
どんなに売れっ子の作家であろうが、
・主人公を若返らせる(タイムマシーンか?)
・死者を復活させる(ドラゴンボールか!?)
・特徴的であった1人称を3人称に変更
これをやったら、ファンは減るよね・・・
犯人の心理に入り込む為には、やはり3人称で描くべきであったけれど、
いまさら、今頃、これはいかんでしょう??
もうひとつのシリーズも、楽しめるけれど、やはり3人称なのが違和感だよね。
コーンウェルといえば、スカーペッタ。
ケイのイメージが、コーンウェルって人もいるだろう。
若くなくてもいい理由が、彼女にはあるじゃないか!
勉強と経験でそれなりの年齢になってしまうのだから。
場面が次々と変わっていくので、スピード感はあると思う。
けど、出てくる殺人犯(犯罪者)が、正当防衛的な殺人を犯すのではなく、
サイコっぽい(好きでやってる、みたいな)ので、
心理を知ってもなぁ・・・って気がする。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.16:
(3pt)

ちょっと自虐的になってきた

これまた何冊出ているかねぇ。
11冊目?
正直言って、どんどんグロテスクになって行かないかぁ。。。。ま、もともと主人公が検死官なんだから、多少覚悟はあるでしょうが。それにしても、敵役がかなり厳しい。それは、前々作くらいからか。かなりなんちゅうか、しんどー、てな部分がきつくなってきている。
僕は前々から、姪っ子のルーシが好きなのね。だから、そのルーシーが、あのスーパーはつらつ天才少女が、大人になってきて、FBIやら何やらで、いろいろあって(仕事の面というより、ある種人間関係で)しんどくなって行くのも身もだえする部分がある。
なんか、登場人物が、お互いの関係を維持し切れなくって、そこから人間性まで犯されて行かざるを得ない様子が、結構入れ込んで、昔からの仲間の一人でいるつもりだからね、僕も。何となくやり切れない。
バカ明るくはならんのはわかっている。何せ、犯罪をリアルに描いているんだから(それも、死者の体を通して)。でも、生きている人間の関係のおもっくるしさは、もうちょっと明るく、どっかユーモアがあってもいいのと違うかなぁ。マリーノはもっともユーモラスな部分のある人物だったのに、彼も何と言うか、かなりしんどい君になってしまっている。
ああ、それをわかっていてもまた買うんだよなぁ。読むんだよなぁ。かなり自虐的だわなぁ。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.15:
(3pt)

あいたっ

 「業火」が良かっただけに、最後のこの展開はな~スカーペッタシリーズ特有の専門的な内容満載で、事件解決への展開はいいです。 ところが、登場(してはいけないハズの)人物が…!!生きてるのは良いけど…あくまでも影の人物でいてほしかった。 スカーペッタの姪(ルーシー)と仲間たちの動きがちょっとブラック。この先、彼女が作品の中でどういう扱いを受けるのか気になるところです。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.14:
(3pt)

話が展開しない

面白くは読めましたが、中だるみが。「スズメバチ」シリーズの「サザンクロス」もそうなのですが、話がぜんぜん展開しない。上巻なかばでそう思い始め、下巻 2/3くらいでやっと話が進みだし、あれよあれよいう間に終わってしまった。ケイが若返っているのもいろいろ賛否両論あるでしょう。ジェイ・タリーと関係を持ったとき、二人の年齢がどれくらい離れているかについて話したというようなくだりがあったのにね。そのときは50歳過ぎだったから、「年を取ってももてる人はいるのね~」なんて思っていたのに、いきなり10数年若返ってもね。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.13:
(3pt)

ガッカリ・・

パトリシア・コーンウェルさんの本は、ちょっとした人物描写が好きで読んでしまいますが、本作は、どうもイマイチ、物足りなかったです。肩透かしという印象で、ちょっとガッカリでした・・。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.12:
(3pt)

それでも読んでしまった!

このシリーズも、もう何作目になるのだろうか?おなじみの登場人物がどうしているだろうという興味で、今回も上下巻読んでしまいました。つまらなかったら、途中でやめていただろうし、最後まで引っ張るのは、たいしたものだけど、シリーズが進むごとに、筋立てに無理が出てきて、シャンドンが登場するようになってからは、なおさらです。評価が下がるのも,もっともなことで、それでも買い続ける読者を持っている作者の魅力に、星3つを付けました。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.11:
(3pt)

好きなんだけど・・・

前から3年もあいていたとは。日本語版もペーパーバックも出るのを待てずに、ハードカバーを買ってしまった。もちろん、後悔はしてないけれど、ちょっと複雑。思ったより時間かからずに、勢いで読んでしまったけど^^;話の展開が、あちこちに行って振り回されるのは、いつもと変わらない気がするけれど、何だか距離?を感じたり。なんだろう?何だろう?と思いながら読んでいるうちに終わってしまった、という感も否めないかも。う~ん、好きな作品なんだけど、これだけは言いたい、と思うのは、悪者とはいえ、ロッコやベヴが、意外にあっけなく(?)死んでしまっていた気がすることかなぁ・・・。もちろん、これまでの伏線もあったんだろうけど。次作には期待。ベントンとケイの今後は?そして何より、シャンドンは?
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4062739070
No.10:
(3pt)

3年間待っていたものは・・・

第一作目からずっと読み続けているスカーペッタシリーズの最新作で、前回の出版から3年もの間待ち続けていたものだっただけに肩透かしを喰ったような不満の残る作品だった。これまでのシリーズはスカーペッタの一人称的書き方だったのに対し、今回の「黒蠅」は三人称的な書き方、と話の進め方も違っているのだが一番大きな変化はスカーペッタの描き方に鼓動が感じられない事。以前だったら疲れて疲れ切った彼女を描いてもその鼓動を感じる事が出来たのにこの作品からはその鼓動が感じられない。辛口な意見を言えば、それでも作者コーンウェルの力量で一度読み始めれば一気に読めてしまう作品の熟成度は高いので救われているように思う。作者の主人公に対する思い入れは他のものに移ってしまったのか、それとも単にスランプなのかは分からないがシリーズの今後を思うとちょっと心配になるところではある。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.9:
(3pt)

ケイの料理シーン。

 3年ぶりのケイに、なかなかなじめない自分。なぜ?・・・そもそもケイがあまり出てこない。彼女は、恋人を失い、仕事(立場)を失い、家を失い、・・つまりいつものあの居心地のいい部屋や彼女の料理が出てこないんである。それは、ストーリー上、仕方ないのだが、そのせいか、ひどくつまらなかった。 また、狼男や、美男子の弟というキャラクターが成功しているとは、思えない。こういっちゃあなんですが、もういいって感じ。マリーノが出てきて、ホッとするような具合。いや、ホントは、マリーノが1番心配。そのためだけに、このシリーズを読み続けるかも。(ナンダカンダいっても、最後まで読んだ!けっこう、下巻は、一気読み。) いつもの付き合いだから、ケイに付き合ったけれど、昔ほど楽しい時間じゃなかった。それは、登場人物みんなが歳を取り、変わっていくのだから仕方がないのだけれど・・・。しかーし、ケイだけ若返るなんてずるいような気がする。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.8:
(3pt)

やっぱりネタ切れ?

ファンとしては待ちに待った本作だったけど、読み終わったあとの肩透かしをくらったようなショックはやっぱり否定できません。緻密な描写や深く多岐にわたる知識には相変わらず感心しますが、逆を返せば、そういう著者の得意とする部分ばかりが目につき、肝心のストーリーが薄っぺらくなってしまっているように感じました。もしくはそれを隠すのにそういう技巧に走ってしまったのでしょうか?また各章が今までになく短く、場面も転々と変わり、テンポとしては読みやすいものの、結局、読み手としてはうまく感情移入できないまま、物語だけがくるくると移りかわってしまって逆効果。今までになく熱くなれない、スカーペッタシリーズでした。加えて、冒頭近くから、それだけは勘弁してほしい、と思っていた3流ドラマ顔負けの展開にはやられた、の一言です。また、いろいろといわれているスカーペッタの若返り、あとがきをみるまで気づきませんでした。個人的には年齢くらい辻褄が多少あわなくってもいいのでは、と思うけど、あんな風に堂々と公表されると興ざめです。読み物としてはまだまだ捨てがたい部分もあるので、ほんと、次回作での挽回に期待したいです。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.7:
(3pt)

みんなも思った?

スカーペッタシリーズ最新作ということで、楽しみに買っちゃいました。ここ数作登場している悪の権化が今回も登場しますが、どーも今ひとつ迫力に欠けるかな?ストーリーの中心は、なんと言っても悪の権化とあの人の関係が明らかになり、まだまだ話は続くなー、というプロットなのですが、展開にかなり無理があるように思いました。あまりにもできすぎた展開は、まるで2時間ドラマとも思えるのです。でも!次回に期待してしまう私は、やっぱりケイ、ルーシー、マリーノたちの大ファン!!
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.6:
(3pt)

待ちに待った

最新作だけど 他のレビューにもあるとおり なんとなく物足りなく・強引な感じの話でした。コーンウェルは もう 検視官シリーズを書くのは嫌なのでしょうか?長年にわたるファンとしては この本は次作につながる複線なのだと思いたいです。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.5:
(3pt)

次作を早めに希望!

今回はいままでと感じの違う作品に感じました。内容も描き方も。前作から3年あいたので、すごい期待や嬉しさを持って読むとちょっとがっかり、という部分は確かにありましたが毎回危険に遭遇するのも・・・と思っていたし、それぞれの人間らしい部分が出ていたと思うしちょっと力の抜けた感じのこういう回があってもいいかな~と思いました。ラストで次に期待をもたせたのですから、早めに次作を出してほしい!
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.4:
(3pt)

次作に期待

各人のキャラクターを思い出す(前作から3年も空いたので・・)程度には良かったけど、掘り下げた描写が無く新鮮味に欠けました。あの人の登場には少々驚きましたが、、ここまで来たからには次作も買いますが、話の膨らみもなさそうだし、そろそろ終結したほうが良いのでは?と思います。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.3:
(3pt)

う~ん、むずかしいところ。

久しぶりのスカーペッタシリーズでとてもとても期待して読んだわたしがいけなかったのか・・・。正直言って、いろいろいれたけど、結局うまくまとまらなくてどうなっちゃったの?というかんじ。前作を思い出しながらだけれど、まあ、あういうことがあれば、早期引退という道を選ばされたスカーペッタの苦渋はわかるけど、それにしても、登場人物があまりにも貧乏くさくなってしまっている。ちょっとそれ、無しじゃないの?ということもあるし、どうしていつまでもいつまでも「狼男」が登場してきて、振り回されなければならないのか?多分これから主たる人物の一人となる、ニック捜査官がまわりにけむたがられている状況もなかなか伝わらない。以前のシリーズのように、強烈な犯人がいて、かならずエピソードごとに終わりがあるほうが良かった。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.2:
(3pt)

ちょっと無理があるストーリー展開

三年ぶりの検視官シリーズで期待して読みましたが、映画のように時と場所がめまぐるしく変わるのは良いとしても、これまでのシリーズとはあまりに変わっていてまず驚きました。これまではていねいに描かれたスカーペッタの人生やその周辺の人物がまるで実在の人物のようでそれが他の推理小説にはない魅力となっていたのにあまりに色々詰め込みすぎている感じ。それにストーリーがちょっと不自然で読んでいてはっきり判らなくて混乱してしまいそう。なぜ何年も経った今という疑問も。明らかに次回作を意識した結末も納得がいかない。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070

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