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業火



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【この小説が収録されている参考書籍】
業火 (講談社文庫)

業火の評価: 3.44/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

セクシャリティへの逆バイアス

事件のディテールや、業火のクライマックスは、ハリウッド大作映画にもなれそうな劇的な展開。
しかし、これまでこのシリーズで基調低音だったというか、スキャンダラスなアクセントになっていたセクシャルマイノリティに関しての描写、扱いが一気に過剰になったのが気になってしまい、物語の世界に没頭できなかった。

ユニバーサルデザイン的に考えた時、LGBTの人物やそのエピソードの登場は政治的に正しいのでもあろうし(もちろんPCは表現の本質とは無関係だ)、そんな政治とは無縁のところの生活実感として、世の中の流れにもかなっている。

しかし、LGBTなのでトラブルを抱えることになった──とも受け取れる作劇手法がとられるなら、その“理解”は逆差別にもなりうる。

検視官シリーズの初期の作品の精緻な謎解きにくらべて、あまりに扇情的で大味。
もういいかな──と思い、読むのを止めることになった。
業火 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:業火 (講談社文庫)より
4062639378
No.1:
(2pt)

業火のあとで発見される死体、その目的は

「私刑」を読んで、作者に引かれて読んだ2作目だが、読む順番
を誤ったのかもしれない。最後まで興奮を感じないで冷静に
読んだ作品だ。犯罪も何か荒唐無稽な感じがあるし、最後の
クライマックスも何か現実味がなくあっけない。
多少興味を持てたのは作中のKAYとMARINOの会話の
やりとりくらい。
業火 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:業火 (講談社文庫)より
4062639378

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