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(短編集)
叛撃
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叛撃の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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著者ご自慢の古武術知識の披瀝を伴って、伝統的な「空手道」が解雇的に語られる短編集。「安積警部補シリーズ」や「ビート」で描かれた様な人間味溢れるエピソードを期待したが、相変わらずの押し付けがましい格闘技描写満載の暴力礼賛小説でした。 | ||||
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読んでいて筋を追うだけでも面白かった。 続編が出たら購入したいと思う。 | ||||
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場合によっては数冊にも渡る長編小説も書いている今野氏。本作はそんなに数が多くない氏の短編集だ。 ここ最近は警察モノの小説が多い今野氏だが、有る意味原点で有る格闘技モノとなっている。勿論、格闘技、中でも空手に関しては自身でも道場を開いており、船越義珍や本部朝基の本も著しているぐらい造詣が深く、本作でもその知識が遺憾無く発揮されている。 だがしかし、背表紙に著者自身が書いている様に、作品自体にも迷いが見られる。 特に、古伝に関する憧憬が強く出ており、フルコンタクト(または近代格闘技)が悪、古伝(または伝統空手)が正義と言うストーリー展開も、こう短編全てに渡って書かれてくると食傷気味になる。 唯一面白かったのは、内海剛造と言うキャラクタ。今野氏の作品には伝説的な空手家や自身で流派を開いた人物が出てくるが、その武道の腕前と比例して非常な人格者として書かれている。しかしこの内海氏、滅茶苦茶「俗」な人でも有る。こう言う俗物的な人物は今野氏の作品に登場する例は少ないので、新鮮な気持ちで読む事が出来た。 | ||||
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