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【今邑彩】
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金雀枝荘の殺人の評価:
7.54/10点 レビュー 13件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.54pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
金雀枝荘の殺人の感想
いやー面白かった!高評価なだけはある。所謂「嵐の山荘」のジャンル。ストーリーが進むごとにミステリ要素が高まっていき、読みながらワクワクしていきました。見立て殺人、連続殺人、過去の因縁、名家の血筋など、ワクワク要素が盛りだくさんです。 ▼以下、ネタバレ感想
ドイツ様式の旧めかしい館。約80年前、田宮弥三郎がドイツから娶った美女エリザベートのために建てたものである。その後、館は不可解で凄惨な事件に見舞われる。エリザベートは2年足らずで夫子を捨て帰国。70年前には管理人一家が無理心中。そして昨年のクリスマスには管理人含め一族6人殺しが起きた。それもグリム童話「おおかみと、7ひきの子やぎ」に見立てて。1人目の被害者には2人目の被害者の指紋が。2人目の被害者には3人目の被害者の指紋が。まるで6人が順番に殺し合った様子。では6人目が最終的な加害者かというと、6人目は自殺とは思えない死に様だった。いったいおおかみは誰なのか?なぜ子やぎは殺されたのか?やはり館の呪いなのか?残された一族は真相を探るべく館へ訪れたが―・・・旧い洋館。不可解で凄惨な過去。幻想的な肖像画。お金持ちの一族。異国から嫁いできた美女。密室状況。見立て殺人。これらのキーワードからわかるように、ミステリの要素満載です。こてこての館ミステリ好きにはたまらないと思います。時系列は少し複雑で、物語は1999年の「序章という名の終章」から始まります。主となる時代は1990年で1989年の一族6人殺しの真相を探ります。その際、70年前の管理人一家無理心中事件、さらにエリザベート帰国の真相へとリンクしていきます。登場人物も時系列も多いですが、著者の文才か、意外と混乱せず読みやすいです。事件は二転三転し、どんでん返しがあります。最も古い事件は次に古い事件へ、次に古い事件はその後の事件へと、事件はすべて関連しています。また、密室のトリックは明確にされるし、見立てにも意味があります。そのうえで推理に必要な伏線はしっかり提示されているので、フェアな作品だと思います。しかし、こてこてで要素満載と記したように、少し盛り込みすぎ感があります。館ミステリらしい館ミステリです。こてこてながら質は高くて面白く、文章事態も読みやすかったです。 ▼以下、ネタバレ感想
館で起きた見立て殺人。やはり新本格時代のミステリはいいですね。グリム童話七匹の小ヤギの見立ての謎や最後に明らかになる真実。雰囲気も抜群でした。
いやー面白かった!
高評価なだけはある。所謂「嵐の山荘」のジャンル。
ストーリーが進むごとにミステリ要素が高まっていき、読みながらワクワクしていきました。
見立て殺人、連続殺人、過去の因縁、名家の血筋など、ワクワク要素が盛りだくさんです。
▼以下、ネタバレ感想