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19号室の評価:
8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点8.00pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
一作目よりテンポもよく、キャラに好感が持てて良かった
ドイツの人気警察ミステリー「トム・バビロン刑事」シリーズの第二作。国際映画祭のオープニングで上映されたスナッフ・フィルムにまつわる深い闇を手探りで解明するノワール・ミステリーである。ベルリン国際映画祭の開会式場で、若い女性が殺されるスナッフ・フィルムが上映された。しかも殺されたのは女優を目指すベルリン市長の娘であることが判明した。フィルムは目出し帽の男が持ち込み、映写技師を脅迫して上映させたという。誰が、何のために上映させたのか? さらに、関係者の娘が誘拐される事件も発生し、捜査は混迷を深めて行く…。捜査を担当するのは、前作で相棒となったトムと臨床心理士のジータ。まだギクシャクしたところは残るものの、前回よりは息が合ったコンビとなり、バディものとして完成度が高くなっている。事件の謎を解く鍵はフィルムに写っていた19という数字で、そこにはジータの古傷に繋がる18年前の出来事が絡んでいたという、前作を彷彿させる構成だが、事件の背景も犯行動機も複雑かつ精緻になり、前作の数倍読み応えがあった。トムとジータだけでなく同僚のヨー・モルテン、上司のブルックマンもキャラがくっきりして存在感を発揮しているのも高評価できる。事件は解決しても、トムとジータの過去にまつわる謎は残されたままで、次作が待ち遠しい。警察ミステリーファンには絶対のオススメだ。
ドイツの人気警察ミステリー「トム・バビロン刑事」シリーズの第二作。国際映画祭のオープニングで上映されたスナッフ・フィルムにまつわる深い闇を手探りで解明するノワール・ミステリーである。
ベルリン国際映画祭の開会式場で、若い女性が殺されるスナッフ・フィルムが上映された。しかも殺されたのは女優を目指すベルリン市長の娘であることが判明した。フィルムは目出し帽の男が持ち込み、映写技師を脅迫して上映させたという。誰が、何のために上映させたのか? さらに、関係者の娘が誘拐される事件も発生し、捜査は混迷を深めて行く…。
捜査を担当するのは、前作で相棒となったトムと臨床心理士のジータ。まだギクシャクしたところは残るものの、前回よりは息が合ったコンビとなり、バディものとして完成度が高くなっている。事件の謎を解く鍵はフィルムに写っていた19という数字で、そこにはジータの古傷に繋がる18年前の出来事が絡んでいたという、前作を彷彿させる構成だが、事件の背景も犯行動機も複雑かつ精緻になり、前作の数倍読み応えがあった。トムとジータだけでなく同僚のヨー・モルテン、上司のブルックマンもキャラがくっきりして存在感を発揮しているのも高評価できる。
事件は解決しても、トムとジータの過去にまつわる謎は残されたままで、次作が待ち遠しい。警察ミステリーファンには絶対のオススメだ。