真実の10メートル手前
評判
真実の10メートル手前の評価:
5.17/10点 レビュー 6件。 B ランク
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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真実の10メートル手前の評価:
5.17/10点 レビュー 6件。 B ランク
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ジャーナリストの太刀洗万智が、報道されている事件の表からは見えない真実を持ち前の推理力をいかして浮かび上がらせ、その悲劇的な、残酷な、あるいは重いがゆえに滑稽な真実と向き合う姿を描いたミステリ短編集。
とはいえ本作の謎解き要素は太刀洗のキャラを印象付けるためや真実の悲劇性などを深めるための手段にすぎず比較的小粒なものが多く、本作の最大の魅力は、最後に明かされる真実によって読者にもたらされる深い余韻にあると思います。
同作者の「儚い羊たちの祝宴」に軽く謎解き要素を加味した作品集、というのが一番わかりやすいでしょうか。
個人的なベストは、表題作の「真実の10メートル手前」とラストの「綱渡りの成功例」。
特にこの2作品は内容もさることながらタイトルが秀逸で、最後にこのタイトルの意味を知ることで物語の余韻をより深く感じさせる見事な効果を生み出しています。
▼以下、ネタバレ感想