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王とサーカスの評価:
7.25/10点 レビュー 8件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.25pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
王とサーカスの感想
海外を舞台にした作品は現地の文化や慣習に触れることができるので大好きです。この作品は記者ご主人公で取材を続ける中、幾人かとの交流と各人が持つ裏の顔の露呈など、正統派の組立てですが充分に楽しめました。
最初は小説の体の旅行記かと思った。そのせいで事件が起きるまで(結構長い)は退屈に感じました。事件が起きてからは面白かったです。最終的には社会派ミステリーとしてのテーマを突きつけられました。サーカス…
異国情緒ある内容で、ネパールの日本料理屋さんは行ってみたい
太刀洗万智がフリージャーナリストとしてネパールで巻き込まれた事件のお話。良いタイトルと気持ちいい伏線回収にラスト。ミステリに比重を置かずジャーナリズムの在り方に重きを置いた感じで、そのことが物語にリアリティを生んでいたと思います。上手い話なのですが、綺麗にまとめ過ぎられているため何か物足らない感覚。ミステリ三冠獲得作品のためハードルが上がりすぎていたのかも知れません。
ジャーナリストがカトマンズ滞在中に遭遇した王室の事件と、軍人が殺された事件の真相を追う物語。関係のない海外メディアが騒ぎ立てるさまをサーカスに例え、実際に起きた事件もからめて報道のあり方を考えさせる社会派ミステリーってところでしょうか。話の展開や謎解きに強引さはなく、優等生みたいな作品だと思いますが、それが逆に物足りなさも感じてしまいます。
読み始めた事を後悔していた。ネパール紀行にも太刀洗の成長物語にも興味が無かったからだ。ただミステリーが読みたかっただけの私は、中盤で出現した一つの死体から物語に一気に引き込まれる事になる。序盤から張られた数々の伏線が終盤に気持ち良く回収され、美しいロジックが唯一の結論を導き出す。正直、ジャーナリズムの功罪とか、ネパールの貧しさ、人の心の奥の奥は?と言うテーマは、私にとっての本筋では無かった。分厚い本を薄っぺらく読んでしまったかも知れないが、それでも十分満足した。そして、太刀洗が少し好きになった気がした。
海外を舞台にした作品は現地の文化や慣習に触れることができるので大好きです。
この作品は記者ご主人公で取材を続ける中、幾人かとの交流と各人が持つ裏の顔の露呈など、正統派の組立てですが充分に楽しめました。