びいどろの筆

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びいどろの筆の評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

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No.1
(8pt)

これぞ泡坂風時代小説だ!

いやぁ、やっぱり泡坂妻夫はこういった江戸物、とりわけ職人物を書かせると上手いわ。『鬼女の鱗』の時は自分にとって初の時代物だった事、間に盆休みが入った事が期待外れの要因だったが、この『びいどろの筆』は市井の人々の生活の匂いが立ち上ってくるかのようだ。
あと、特徴的なのは夢裡庵が主人公でない所。各エピソードの主役は各々異なるが、その誰もがまた、人間臭くて実にいい。

Tetchy
WHOKS60S