壷中の天国

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評判

壷中の天国の評価:

5.40/10点 レビュー 5件。 D ランク

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平均点5.40pt

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No.1
(8pt)

壷中の天国の感想

久しぶりの倉知淳氏の作品。短編はあまり読む気がしないので手にしなかった。これは久しぶりの長編で小さな町で起こる連続殺人を巡るお話。そう言えば本の装丁もなんでこんなのだろう、電車のなかではカバーをしなければ
とても読めないじゃないのと思っていたが、フフフそう云う事だったのね。本の装丁からして伏線なんてやってくれるよ。連続殺人の動機はなにか?被害者に共通するものは何か?それがこの物語の主題。壺中の天国の話。おかしな怪文書。オタクのモノローグ。被害者の日常のなかにあるさりげないある一点。散りばめられたそれらの伏線を読み解くのは正太郎しかいない。昼行灯と形容される正太郎が可笑しい。すべてのエピソードがある一点を指しているこの爽快感。読んで良かった。
さすが倉知 淳。もっと長編を書いて欲しい。猫丸先輩もいいけどね。

本の装丁のことですが、私が読んだのは角川書店の単行本です。

ニコラス刑事
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