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二重螺旋の誘拐



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【この小説が収録されている参考書籍】
二重螺旋の誘拐
二重螺旋の誘拐 (宝島社文庫)

二重螺旋の誘拐の評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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(8pt)

二重螺旋の誘拐の感想

この本のキーワードは、過去のトラウマ、新薬開発、名前、親子の確執、誘拐犯、そんなところ。云ってみれば、あの本とこの本を上手くミックスさせたような内容だ。具体的な本のタイトルを書くとそれでネタバレに繋がる
ので書けないけれど、要するに斬新なアイデアのもとに書かれた誘拐ミステリではないけれど、とてもミスリードが上手くドンデン返しが効いているストーリーだということ。実際に地の文ではキチンと正直に書かれているのだが、読んでいる
コチラはまったく気付かなくてすっかり騙されてしまった。まぁ。その辺のテクニックは中々のものと評価できる。文章も読みやすく人物の書き分けもしっかりしているのでスラスラ読める。ただ、伏線は周到に張ってあり読後にその辺の
上手さに感心するのも事実。良く出来たミステリと評価できる。その意味ではもう少し話題に上っても良い作品ではないかと思った。この著者のファン以外に読まれないとしたらもったいない作品だと思う。

ニコラス刑事
25MT9OHA

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