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武士道シックスティーン



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【この小説が収録されている参考書籍】
武士道シックスティーン
武士道シックスティーン (文春文庫)

武士道シックスティーンの評価: 8.89/10点 レビュー 9件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.89pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(7pt)

武士道シックスティーンの感想

剣道を通じて出会った二人の少女、香織と早苗の友情と切磋琢磨で自らを高めていく姿を、中3夏から高校卒業後の夏までのあいだ描いた大河ドラマです。
「―シックスティーン」は昔、高校の剣道部に入った息子に買ってあげた文春文庫を引っ張り出してきて読みました。
そのような題名通りの青春小説ですが、大人の鑑賞にも十分に堪える佳作だと思います。
剣道の部活練習や稽古、試合の場面は丁寧でわかりやすく描かれていますので経験者でなくてもイメージしやすかったですね。
また二人を取り巻く脇役たちのキャラクターもストーリーに厚みを持たせています。

香織と早苗の視点で交互に章を進めていく構成です。
香織はパワフルでストイックな女剣士。早苗はお気楽だがまじめな剣道少女。
そんな香織が見ず知らずの早苗に試合で負けてしまうところから話が始まります。
同じ高校に進んだ二人ですが、かみ合わない数々のギャップの中で剣道部生活を送り、やがて友情を芽生えさせ育んでいくところまでが「―シックスティーン」です。

「―セブンティーン」はごろっと環境の変わった早苗と少し軟化した香織の遠距離恋愛??のお話で、早苗の健気な成長ぶりが涙を誘います。
「―エイティーン」は香織と早苗の闘いの決着をクライマックスに、登場人物それぞれの次のステージへの歩みを描いています。

姫川玲子シリーズと同じく登場人物の相関関係には矛盾がなく、またいろんな伏線が張り巡らされているのは見事だと思います。
武士道シリーズは「―エイティーン」で完結した観がありますが、香織と早苗をはじめ脇役j陣のその後を描いた新たな完結編を願って止みません。
また、R25指定級の警察小説からこのようなキラキラ青春小説まで書ける誉田哲也の才能に改めて感嘆したしだいです。

のぶくん
UIM2AM2N
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

武士道シックスティーンの感想

青春って感じで良かった

呑んだくれ
P3S7II56
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

武士道シックスティーンの感想

(ハードカバー版)久々にミステリ以外で心から感動した!自分も中学時代に剣道をやっていたので、当時のことも思い出しつつ懐かしい香りがしたことも良かった。剛の香織と柔の早苗の交互視点でのテンポが非常によく、ほぼ一気読みできた!勝ち負けの意味、そして剣道をすることの意味にも触れられていたのも良し。セブンティーンも楽しみ!
(文庫版)文庫で再読!やっぱり、面白い本は何回読んでも面白い!再読とは思えないほど、夢中になって読めた(しかも、ミステリ以外で)本はそうそうないです!間違いなく今後も語り継がれていくだろう「青春小説」の金字塔であると思います!剣道に今まで興味なかった人もこれを読んだら、「剣道」の奥深さの虜になること間違いなし!自分も中学時代以来、久々にやりたくなってきました(笑)

ジャム
RXFFIEA1
No.1:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

武士道シックスティーンの感想

剣道に興味はないけど、それなりにおもしろかった。

magnum
3BLY1DHH

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