【日影丈吉】
一丁倫敦殺人事件
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東京銀座の裏通りにある妾宅で、折竹雪枝がガス中毒死した。事故か自殺か、それとも他殺か―。
折口信夫、乱歩も絶賛した「かむなぎうた」、ほの暗く、ほの明るい幻想怪奇「東天紅」、民俗的ミステリ風味「吉備津の釜」、得意の台湾物「消えた家」、呪いの家「ひこばえ」、泉鏡花賞「泥汽車」、ハイカラ右京番外篇「明治吸血鬼」…澁澤龍彦も種村季弘も賛美した異端のダン
時計に残された髪の毛の謎―昭和初期のモダニズムあふるる自伝的要素のこい待望の書下し推理小説。
昭和三十三(一九五八)年から昭和三十六(一九六一)年までに刊行された長篇小説五作を収載。
避暑客ものこり少ない九月の田舎町でおこった女中毒殺事件。捜査に乗り出したメグレに、主人の老婦人は意外な言葉をもらした。
戦中の台湾、本島人の邸の庭で起きた日本軍人の決闘騒ぎ。一方は銃殺され、一方は頭部を殴られ意識不明の状態で発見された。
博識に裏打ちされた端正なダンディズム。淡い郷愁が漂う日影丈吉の迷宮へと誘う精選短篇集。
仁科秘女自選歌集・夕潮―高校生のころ異色の閨秀歌人に非常な感銘を受けた鹿沼未知は、時を経て後ればせの新婚旅行に訪れた伊豆の島で、当の詠み人に巡りあう。
本巻には、昭和三十四(一九五九)年から昭和三十九(一九六四)年にかけて刊行された四冊の短篇集を中心に収めた。
折口信夫が、江戸川乱歩が、そして澁澤龍彦が種村季弘が絶賛した、郷愁の作家の最高傑作集。
真山十吉の前に、別れた恋人嘉代子とそっくりの女性が現れた。妹だと名のる。
本巻には、昭和六十一(一九八六)年から平成四(一九九二)年にかけて刊行された三冊の短篇集を収録、併せて、単行書に未収録の小説の一部もここに収めた。
三度笠を被り長い楊枝をくわえた姿で、無宿渡世の旅を続ける木枯し紋次郎。
博物館から消えた古書、ペントハウスの密室殺人、古の詩どおりに現われては消える竪琴……いずれ劣らぬ怪事件に理知の光を当て真相をあばくのは、日本人執事を従えた謎の紳士タラント氏である。
検察が押収したわいせつ図画販売罪の証拠品、その中のフィルムの映像に妻と似た女性の姿を見つけた検察官の笹田は独自調査に乗り出すが、たどり着いたのは思いもよらない残酷な真相だった(表題作)。
『日比谷公園の鶴の噴水が歌を唄うということですが一体それは真実でしょうか』――昭和九年の大晦日、銀座のバーで交わされる奇妙な噂話を端緒に、帝都・東京を震撼せしめる一大事件の幕が開く。
殺人現場に残された西郷隆盛の引き裂かれた肖像画は、死体の顔と酷似していた。
話は「シドッチの石」に始まる―それは何処に?警部は小岩井、探偵は尾形修平。
この報告書を絶対に読んではいけないーーあなたの世界が恐怖に一変する読書体験‼【このファイルは、先日都内で発生し、世間を震撼させたあの恐ろしい大量殺人事件の犯人の精神鑑定にあたった精神科医の記録をまとめたものである。
これは悪夢か現実か。独自の美意識に貫かれた淫靡かつ幻想的な世界を築いた異色の作家。