大切な人がいる全ての人へ。“別れ”の意味を問う物語。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。

失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。

“将来の夢”なんてバカらしい。現実を生きる高校生の美齢は、ある夏の日、叶うはずのない夢を追い続ける少年と出会う。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。 「私、死んじゃいました。

架空の青春の記憶を植えつけられた青年は、その夏、実在しないはずの幼馴染と出会う。これは、始まる前に終わっていた恋の物語。

二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まった。

生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた１通のメール。

クラスメイトが消えた。

「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。 「十二歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。

あの日消えてしまった初恋を、今もずっと忘れられずにいる――。 僕の大学生活は平凡だった。

やがて150人以上の被害者を出し、日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』。

恋人の過去と繋がる一冊の交換日記。本当に好きだった。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

最愛の人の死には三億円の価値がある――。壮絶で切ない最後の夏が始まる。

続々重版『今夜、世界からこの恋が消えても』著者が贈る感動ラブストーリー 田舎町で祖父母と三人暮らし。

これは、世界一感動的な、僕が人殺しになるまでの物語。

野球をあきらめ、おまけに就職先まで失った萩原良彦。彼がある日突然命じられたのは、神様の願いを聞く“御用人”の役目だった。

恩人の命令は、思いがけないものだった。 不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。

「私は報道されている通り、美人に該当する人間です。

過去は変えられないが、未来は変えられる―― 鎌倉に春一番が吹いた日、一台の快速電車が脱線し、多くの死傷者が出てしまう。

「死ぬくらいなら、僕にならない?」――生きることに絶望した立井潤貴は、自殺寸前で彼に救われ、それ以来〈高木健介〉として生きるように。

恋人に貢ぐために、義理の母から保険金殺人の標的にされている高校生・灰村瑞貴。

幼児なみの知能のため、みんなからバカにされてきたチャーリイ・ゴードン。

25万部突破『15歳のテロリスト』著者の衝撃の原点が、完全版で甦る! 男子生徒Kが自殺した。

人にはポイントがある。ルックス、学力、コミュ力。

名前のない病を患った彼女との、すれ違う恋の物語 ある夏の夜、文学部一年の埋夏樹は、芸術学部に通う岩戸優紀と出会い恋に落ちる。

ひとつきに二度、満月が見られるブルームーンの8月。17歳の僕は京都の嵐山にある祖母の家に帰省した。

僕は春が嫌いだ。

婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。 その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。

僕は今でも君が好きだよ――映画化も決定、あの感動作が再びよみがえる! 不治の病「発光病」で入院したままの少女・渡良瀬まみず。

TVドラマ化もした『探偵・日暮旅人』著者が贈る幽霊×探偵の謎解き事件簿 元刑事の探偵・巻矢健太郎には、幽霊の相棒・月島人香がいる。

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。

ビブリア&御用人新作収録! 神×本×大人気作家が贈る至福のアンソロジー 現存する最古の日本語訳聖書を追い、その謎を紐解く古書店の女店主・栞子(三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」)、「ゴッド オブ 、神様 団子」と言い残して倒れた青年と、あるミステリー作家

なぜ少女は最愛の先生を殺さなければならなかったのか? 突如失踪した人気小説家・遥川悠真。

クリスマス間近のある夜。昴の乗った京浜東北線最終電車の第2車両が、突如消え去った。

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。

「ウラシマトンネルって、知ってる?そこに入れば欲しいものがなんでも手に入るんだけど、その代わりに年を取っちゃうの―」。

少年院から退院した18歳の水井ハノは、更生を誓いながらも上手く現実に馴染めず、再び犯罪に手を染めようとしていた。

ヨシモトオノとは、吉本ばなな×「遠野物語」! 日常にふと口をあける世界の裂け目。

その愛は、あまりにも切ない。 正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。

20歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。笑顔でいなければ周りが追いつめられる。

「なかなか夜が明けなくて、明日にならなくてつらかった。

佐藤真白は、義肢のリハビリ専門病院で事務スタッフとして働いている。

14歳の折原安音は、クラスメイトからのいじめを苦に飛び降り自殺を図る。

他人の嘘が分かる、不思議な力を持つ高校生、藤倉聖。だが、全ての人の嘘が分かるわけではない。

17歳の春休み。 東京での暮らしに嫌気が差した船見カナエは、かつて住んでいた離島・袖島に家出する。

若き女医・識名愛衣は不思議な出会いに導かれ、人智を超える事件と難病に挑む。

声の色が見える僕は、透明な君に恋をした。

青春小説の旗手・天沢夏月がおくる、迷える高校生たちの物語。 タイムカプセルに入っていた「今の自分」への手紙。

「久しぶり」そう言って、高校生のときに交通事故で死んだはずのクラスメイトがなぜか今目の前に立って笑っている。

僕は、死にかけると未来を見ることができる。