視聴率が低迷し始めたTBNの報道番組『ニュースイレブン』。

明治三十八年七月。国民が日露戦争の行方を見守るなか、警視庁第一部第一課の電話のベルが鳴った―。

地方紙の支局長として20年ぶりに地元に戻って来た福良孝嗣は、前市長の息子が銃殺された事件を着任早々、取材することになる。

法律事務所を経営する北見貴秋は、薬物依存症の入院療養から戻った日、同級生の服部奈津から、幼馴染の今川出流の死を知らされる。

千葉県警捜査二課係長の結城は贈収賄事件の内偵中に妻を失った上に、いわれなき告発によって、捜査の指揮権をも奪われてしまう。

捜査一課への異動から一年。一之瀬は、新たに強行班へ加わった後輩の春山と共に福島へ出張していた。

結婚詐欺グループの一員と目される元シンクロ選手のインストラクター・荒川美智留。

警視庁犯罪被害者支援課――犯罪被害者の家族などの心の支援を行うセクション。 北多摩で起きた交番襲撃事件。

あるコンサルティング会社の男性社員が死体で発見された。同社では、一人の女性社員が行方不明となっていた。

――社内で自分を見る目が変わったと思う。陰口も耳に入ってきた。

北海道大沼で雪の中から、平田の射殺体が発見された。

警視庁捜査一課刑事宇田川の同期、特殊犯捜査係女刑事大石が「しばらく会えなくなる」と言い、消息を絶った。

警察に届けられた一冊の日記。そこに記された内容から、二年前に起きた強盗致死事件の容疑者として、辰見という男が浮上する。

ブラック企業として知られるハウスメーカー社長の娘が殺害された、二年前の事件。

捜査一課から地元の武蔵野中央署へと転出した刑事・瀧靖春は、旧友の長崎から姪の恵が行方不明になっていると相談を受けた。

大手総合商社テイゲンに、同社と旧ソ連の不適切な関係を指摘する文書が届いた。

バブル経済絶頂期、大学生の大江波流と鷹西仁は、政治家と小説家になる夢を語り合う親友同士。

「十五年前の通り魔殺人事件の犯人を知っている。直接会って話したい」。

捜査一課の一ノ瀬拓真は、異動してきたばかりの係長・大城に苦手意識を抱いている。

同じ中学に子供が通う保護者を狙った連続殺傷事件が発生。刑事総務課の大友鉄も捜査に加わるが、容疑者は二転三転。

定年まであと十年のベテラン刑事岩倉剛。

「あの事件の日」から、すべては始まった―。

哀しき人、公園の池に沈めたのは…。娘を失った男、母に捨てられた少女。

フリーライターの広瀬隆二は、元代議士の今井から15年前に失踪した娘・香奈の捜索を依頼される。

渋谷署強行犯係の刑事・辰巳は、整体院を営む竜門を訪ねた。

太陽の塔、USJなど、大阪の名所で連続爆破が発生。

松城署の同期の刑事2人、桐谷と高坂。高坂は収賄容疑で逮捕されたが、処分保留で釈放。

日本新報記者・南康祐は、社内で要注意人物とみなされ、編集局から社長室へと異動。

大学教授のサイトがきっかけで発生した「ビニール袋集団自殺」事件を、やり手キャップの市川と担当する社会部の新聞記者の長妻は、たびたび他社に出し抜かれ、追い詰められていくが、やがて独自の取材で起死回生のスクープを放つ…。

管内で発生した殺人事件の被害男性が、同時期に都内の別の場所で殺された女と接点があったことが判明。

迫真の選挙小説 地元民の思惑、忖度、利権──。

廣瀬知剛は、政治家も利用する大病院で働く警視庁公安OB。

永尾賢治は40歳、大手新聞社の遊軍記者だ。

日本新報記者・南康祐に、大手IT企業が不正献金をしているという政治家リストがメールで届く。

前作で、捜査一課から南大田署に異動し、管内で起きた殺人事件を解決した〝事件を呼ぶ”ベテラン刑事・岩倉剛。

四日市支局長の藤岡が川で転落死。

本の街、アウトドアの街、楽器の街…。いくつもの顔を持つ東京・神保町を震撼させる惨殺事件が発生した。

神奈川県警を辞め、私立探偵の看板を掲げた真崎薫のもとを、高校時代の野球部の仲間で、今はスポーツ選手の代理人を務めている長坂が訪ねて来た。

警部補由宇は詐欺容疑者追跡中、爆破強奪事件に遭遇し負傷。後日、容疑者が射殺され……。

元警視庁公安部外事三課の警察官・安宅真。

長原製薬の広報部員・槇田は、副社長から極秘である調査を命じられた。

殺人者は、いつの時代にも存在する。

マンハッタンで発生した立てこもり事件は人質救出で解決したかに見えた。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

一匹狼の新聞記者甲斐昭人と女性刑事浅羽翔子が追う謎の失踪事件―。

十七年前の殺人事件で犯人と目された男・末松は、自らの無実を証明しようともせず、沈黙を守り続けていた。

鉄道のシステムがダウン。都市銀行も同様の状況に陥る。

完全黙秘の容疑者。その背景には何が? 後山の指令で、長く完全黙秘を続ける男を取り調べることになった大友。

マンションで転落死と思われる男性の死体が発見された。死亡した男は、大物政治家が絡む贈収賄事件の重要参考人だった。

大学にも行かず、家に引きこもっている孫・将を強引に自宅へ連れてきた、元刑事の麻生。

幻に終わった1940年東京オリンピック。 代わりに計画された、新たな国際競技大会。

母子家庭の幼い姉妹が自宅で殺害される。死体発見時から母親が行方不明の為、母親犯人説が浮上。

刑務所にぶちこんでやりたい―。人気プロ野球選手が膝の手術を担当した名医を刑事告発。

さらば、浅草機捜隊 刑事辰見、最後の事件 幼児遺棄事件の裏に潜む真相に刑事小町が挑む! 通報により駆けつけた女刑事・小町が目にしたのは、裸の女と息絶えた赤子。

元刑事、警察学校校長を最後に退官した小早川の再就職先は三宿女子大学。

みなとみらい署暴対係係長諸橋と相棒の城島は、居酒屋で暴れた半グレたちを検挙する。