元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

あの世とこの世の狭間にある黄昏のまち・幽落町にも冬がやってきた。

悪魔のごとき頭脳を危険視され、わずか13歳にして特殊房に収監されている少年、ローレン・ディルーカ。

母の故郷・マーキス島にある「法医学博物館」で突然過去の世界に飛ばされた、医学生の西條遊馬。

東京谷中に居を構える白藤晴には、骨董品と浅からぬ因縁があった。そんな彼のもとに持ち込まれた骨董贋作にかかわるトラブル。

冬深まる東京・谷中。

兵庫県芦屋市、元イケメン俳優の五十嵐海里は、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」で、料理人見習いとして働き始めた。

若手イケメン俳優の五十嵐海里は、ねつ造スキャンダルで活動休止に追い込まれてしまう。

悪魔祓いの補佐としてドイツに赴いたロベルトだったが、駅で連日同時刻に死者が出る連続不審死をはじめ、異常事件が頻発。

兵庫県芦屋市にある、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。元イケメン俳優の海里もすっかり店に馴染み、美食について勉強中。

百合の花言葉は、純潔。そして、受胎告知──。

「迷宮庭園」に暮らす宮籠彩人は、花の言葉を伝える華術師の貌を持つ。

19世紀末のロンドン。

永倉萌絵が転職した亀石発掘派遣事務所には、ひとりの天才がいた。西原無量、21歳。

兵庫県芦屋市。この街に、定食屋「ばんめし屋」はある。

熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、天空に忽然と巨大な十字架が浮かび上がった。

名門・烏丸家の代27代当主となった花頴は、まだまだ若くて半人前。

死相が視える探偵・俊一郎のもとに、遺産相続殺人と思われる事件の捜査依頼が舞い込む。

烏丸花頴の若き当主ぶりも板につき、執事の衣更月とも息が合ってきた今日このごろ。

ノルウェーの研究都市でFBI捜査官・ビルは不可思議な事件に遭遇。屋敷の主人は氷漬けの密室で凍死していた。

厳戒区域の秘密文書に、聖地を揺るがす闇が── ローマ大学に留学中の玄須 聖人は、教授の依頼でヴァチカン秘密記録保管所を訪れ、企画展に向けて幻の資料を探すことに。

天才発掘師・西原無量が手がけることになった長崎県南島原市、日野江城下のキリシタン遺跡から、天正遣欧少年使節団ゆかりとみられる黄金の十字架が出土する。

桜の樹の下には、本当に死体が眠るのか!? 花のメッセージを読み解く華術師が暮らす鎌倉に桜が咲く季節。

栄養科学研究所に配属された千鳥(チドリ)は、言語学研の鳶(トビ)、考古学研の鶫(ツグミ)とともに、研究室で起きた殺人未遂事件を偶然目撃してしまう。

ヴァチカン聖庁の枢機卿を大叔父にもつ玄須聖人は、ローマ大学留学中。

冬がきて、烏丸家にもクリスマスの季節がやってきた。

“夜見師”―祀られている祟り神を始末する者。その存在を知る者は限られている。

突然気を失った小暮井ユキがめを覚ますと、そこは雨坂続の傑作『トロンプルイユの指先』の舞台だった。

ニコラス・理人・リューディガーは金髪碧眼の美青年。見た目は異国の王子様だが、中身は傲岸不遜な“魔女の専門家”だ。

バチカンで法王選挙が行われる最中、美貌の天才科学者・平賀と古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルトは、有名彫刻家の作品の除幕式に出席するため、メキシコのグアダルーペ寺院を訪れる。

黄昏と境界の街、幽落町に夏がやってきた。

兵庫県芦屋市。元俳優の海里の職場は、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。

高校生の木崎奏が出会ったのは、職業も風体もどこか浮世離れした御劔耕助という男。

「思わずスープが食べたくなる」と評判のスープ・ミステリー、第2弾です! 東京のとある場所で、早朝のわずかな時間に、ひっそりと営業しているスープ屋しずく。

事件は突然訪れる――。 「深山木薬店」の店主・秋が何者かによってさらわれた。

父の後を継いで烏丸家当主となった花頴。

高校生の木崎奏が近ごろ親しくなった年上の友人・御劔耕助は、物語を考え、絵を描き、自分で上演する紙芝居屋だ。

平賀とロベルトのもとにエチオピアから奇跡調査の依頼が入る。

十日間にわたって盛大に催す予定だった北野大茶湯を、豊臣秀吉がわずか一日で中止にした理由は、実は桜の狂い咲きだった?「和の植物の博物館」を作りたいという実菜に、彼女の祖父が突き付けた条件は、その真相を探ること。

第一次大戦直後のロンドン。骨董店の美貌の店主デューイは、戦死した親友の息子・ケイと暮らしている。

「何故、衣更月を執事にしたと思う?」真一郎から衣更月に投げられたひとつの問いかけ。

天下四国―この世は、峻険たる山々に囲まれた四つの国に分かれていた。

名門・烏丸(からすま)家の第27代当主となった18歳の花頴(かえい)。

奇跡調査官の初仕事を終えた平賀は、ある少年と面会することに。

東京・谷中にある月影寺の奥に居を構え、居候・宇多蒼一郎と二匹の猫とともに暮らす白藤晴。

「ゴールデン・エレファント賞」第１回〈大賞〉受賞作！壮大なスケールでおくる、超弩級エンタテインメント・ストーリー!! 時は幕末。

“夜見師”―祟り神を始末する者。その存在を知る者は限られている。

「顰衆」との一件で、『妖怪学』への意識が変わった絶対城。

冬の気配が色濃くなってきた11月の京都。

新人税関職員の千々石天使が、いつものように横浜港に届いた積み荷を検査していると、大量の土が詰まった謎の棺が見つかる。

今日も今日とて、ゆるり営業中の『花月香房』だけど今日は…雪弥さんが、ちょっとおかしい。

第一次世界大戦直後のロンドン。クールな青年医師デリックは、戦地で傷を負って以来、検死官として働くように。

烏丸家当主を継いで一年以上が過ぎ、執事の衣更月と衝突しながらも奮闘する花穎。

天下四国―それは、天から授かりし四つの国。

文字は嘘をつかない。

夏休みを持て余していた御城彼方は、水脈や真夜と一緒に湘南の海に出かける。