恋ヶ窪の住宅街に建つ屋敷の寝屋で、老人の死体が発見される。枕元にあったのは、ペットボトルと湯呑み。

国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な『宝生グループ』のお嬢様。

山奥の秘湯・龍宮温泉の老舗旅館「浦島本陣」で休暇を過ごすことになった風祭警部。

立川駅近くの雑居ビルで殺された三十代の女性。

烏賊川市警の失態で持ち逃げされた拳銃が、次々と事件を引き起こす。

『招き寿司』チェーン社長・豪徳寺豊蔵が破格の金額で探偵・鵜飼杜夫に愛猫の捜索を依頼した。

鎌倉にひっそりと佇む喫茶店「一服堂」の美人店主・ヨリ子は極度の人見知り。

山奥のホテル『奥多摩荘』で、国会議員の七十歳の誕生日を祝い、後継者となる息子をお披露目するパーティが開かれる。

“雌ライオン”こと名探偵・生野エルザと猛獣使いの助手・川島美伽のもとには日夜、風変わりな依頼が舞い込む。

不倫調査のため、使用人を装い山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。

人をイラつかせる無神経な言動と、いいかげんに展開する華麗な(?)推理。

警視庁に栄転した風祭警部はミスを犯して国立署に舞い戻り、麗子の後輩にど天然な新米刑事・若宮愛里が加わり、国民的ミステリの新章始動！富豪の家で長男の首吊り死体が発見されるが、直前、部屋には“誰もいなかった”という証言が。

妹の春佳から突然かかってきた電話。それは殺人の告白だった。

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。

江戸、四代将軍家綱の御代。ある「プロジェクト」が立ちあがった。

男が真夜中の駐車場を全力疾走し、そのままビルの壁に激突して重傷を負った。

しがない貧乏学生・戸村流平にとって、その日は厄日そのものだった。

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。

『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』で大暴れした魔法使いのマリィと、八王子署の変態刑事、小山田聡介が帰ってきました! 小山田邸で家政婦として働くことになったマリィ。

名探偵は小学生! ? 天才探偵少女とヘタレ三十男の迷コンビが難事件に挑む! 東川篤哉、最新ユーモア・ミステリ! 就職先のスーパーを誤発注した大量のオイルサーディーンとともにクビになり、 地元で「なんでも屋タチバナ」を始めた、俺、橘良太。

玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。

都会で夢破れ、故郷・平塚に帰ってきた元OLの川島美伽は、高校時代の旧友・生野エルザと再会する。

霧ヶ峰涼はエアコンみたいな名前だが、カープファンにして鯉ヶ窪学園高校探偵部の立派な副部長である。

若手刑事・小山田聡介は『八王子署の椿姫』こと椿木綾乃警部(39歳独身)に蹴られることをこの上ない楽しみとするドMの(実は)キレ者。

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。

「お嬢様の素晴らしすぎるお考えは、 残念ながら『休むに似たり』でございます」 1笠原邸の殺人　 自宅にて、絞殺死体で発見された資産家の老人。

「この事件の謎は、 絶対あたしが 解き明かしてやるんだから」 勤め先のスーパーをクビになり、地元・武蔵新城で 『なんでも屋タチバナ』を始めた俺、橘良太。

連戦連敗の鯉ヶ窪学園野球部のグラウンドからベースが盗まれた。われらが探偵部にも相談が持ち込まれるが、あえなく未解決に。

西荻窪のシェアハウスで暮らす、葵、美緒、礼菜。

さまざまな着ぐるみが集う烏賊川市のビッグイベント「ゆるキャラコンテスト」。

鯉ケ窪学園、秋の学園祭。探偵部員と久しぶり(?)に、お好み焼き屋台へ興じる涼のもとへ「ミスコン」への誘いが。

テニスコートで、ナイフで刺された男の死体が発見された。コートには内側から鍵が掛かり、周囲には高さ四メートルの金網が。

八王子署のヘタレ刑事・聡介の家に住み込みで働く家政婦兼魔法使いのマリィ。

私立鯉ケ窪学園に転校した赤坂通は、文芸部に入るつもりが、何故か探偵部に入部してしまう。

天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。

太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。

ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」！ タイトルは『変な絵』。

アポロンのように美しい少年、と噂される連続通り魔事件の容疑者。お笑い芸人志望の若者達の悲劇。

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。

勤め先のスーパーをクビになり、地元・武蔵新庄で「なんでもタチバナ」をはじめた橘良太。

"悪人"に天誅を下す「ウロボロス」と名乗る謎の集団の取材を進めていた雑誌記者・勝村が、絶体絶命の窮地に!? そんな中、あの男が動き出す――爽快ピカレスク・アクションミステリー最新作、ついに登場!

闇を切り裂く黒い影、その名は、山猫―出版社社長が殺された。容疑者は“山猫”と呼ばれる謎の窃盗犯。

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。

警視庁捜査一課の美女刑事、江仁熊氷見子30歳。

平賀とロベルトのもとにエチオピアから奇跡調査の依頼が入る。

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。

ミステリ作家を目指す日比谷研介は神保町すずらん通りの「ベルサイユ書房」でアルバイトを始めた。

長距離走者として将来を嘱望された高校一年生の碧李は、家庭の事情から陸上部を退部しようとする。

首なし死体、密室、蘇る、死者、見立て殺人……。

新米探偵・愛香は、親友の別荘で発生した殺人事件の現場で「貴族探偵」と遭遇。

推理作家の美袋三条は、知人の別荘で出会った佑美子に刹那的に恋をする。

神降市に勃発した連続猫殺し事件。芳雄憧れの同級生ミチルの愛猫も殺された。

傲岸不遜で超人的推理力の探偵・メルカトル鮎。教師殺人の容疑者はメフィスト学園の一年生、二十人。

日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞 寒村でおきた殺人事件の犯人と疑われた大学生・静馬を救った隻眼の少女探偵・みかげ。

謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋—— 間取りの謎をたどった先に見た、 「事実」とは!? 知人が購入を検討している都内の中古一軒家。