鬼姫人情事件帖
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あらすじ
追っ手から逃れる途中に、滑落し記憶を失った美里藩の「りん姫」は、<鈴屋>という江戸の居酒屋店主・和助に助けられる。記憶が戻るまで<鈴屋>で「おりん」として働くことになったある日、高木屋の番頭・雄吉の妻が殺されるという事件が起きる。下手人は、遊び人己之吉。しかし数日後、己之吉は自殺してしまう。事件は下手人の自殺という結果で終わったかに見えたが……奇談1 移す――「富士参り」、妻が死んだとき富士山にいた夫。このほか、富山の薬売りの怪死、力士の八百長疑惑と饅頭、兄妹の悲しき絆と簪(かんざし)、夫婦(めおと)の約束をしながら消えた女など江戸市中で起こる奇怪な事件を「りん姫」が「鬼姫」となり解決していく連作時代ミステリー。鬼姫の長刀が一閃するとき、真実が明らかになる!(「BOOK」データベースより)
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評判
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鬼姫人情事件帖の総合評価:
4.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
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何かに似ているなあ、と思ったら、昔読んだコミックの原作に、印象が似ているんですね。
つまり、この小説単体では成り立たず、これをコミックにして、絵をつけて始めてまともになるような感じなんです。
言葉使いも気になりました。およそ、時代劇のセリフとはとうてい思えません。
登場人物の年齢も気になりました。現代ものならば、この年齢でもよいかもしれませんが、時代ものでは、もう少し下げた方がよいと思います。特に、主人公のお姫様。二十歳とありますが、時代劇の専門作家なら、迷わず十六、七とするはずです。この時代、それが嫁入りの適齢期で、二十歳といえば、売れ残りのハイミスだったようですから。
細部の矛盾も大きく、気になりました。たとえば、記憶を失った姫が、すんなりと町人言葉を使い、町人の風習にも溶け込んでいる、というのは、いかがなものでしょうか。
結局、この作者は、時代物をなめているんでしょう。
すでに購入した人にはなにも申しませんが、これから購入を考えている方には、決してお勧めしたくない本です。