(短編)

熱帯夜

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初版刊行(参考)
種別
短編
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6,343回
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6
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32
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あらすじ

2010年10月23日 熱帯夜 (角川ホラー文庫)

猛署日が続く8月の夜、ボクたちは凶悪なヤクザ2人に監禁されている。友人の藤堂は、妻の美鈴とボクを人質にして金策に走った。2時間後のタイムリミットまでに藤堂は戻ってくるのか?ボクは愛する美鈴を守れるのか!?スリリングな展開、そして全読者の予想を覆す衝撃のラスト。新鋭の才気がほとばしる、ミステリとホラーが融合した奇跡の傑作。日本推理作家協会賞短編部門を受賞した表題作を含む3篇を収録。(「BOOK」データベースより)

評判

熱帯夜の評価:

8.33/10点 レビュー 3件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.33pt

熱帯夜の総合評価:

8.94/10点 レビュー 16件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(10pt)

さすが曽根さん

「鼻」で衝撃を受け、曽根さんに興味を持ちました。そしてたまたま本屋でこの本に出会いました。
予想通り、こちらもまたビックリしました。詳しい内容は言えませんが、とにかく驚きます。

▼以下、ネタバレ感想

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夜光虫
OS94C33E

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13
(5pt)

不愉快けど面白い!

不愉快けどとても面白い。
特にごく結末はイヤミスの感じが面白い
熱帯夜 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 熱帯夜 (角川ホラー文庫)より
4043873026
No.12
(5pt)

とても良かったです

初めて読んだ曽根圭介さんの本。
角川ホラーですがあまりホラー風味ではないです。
淡々とした文体がよりストーリーの巧妙さを際立てています。
文体も手伝ってテンポ良く読みすすめられるのであっという間に読み終えてしまいました。

・熱帯夜
この本で一番好きな話です。
複数の視点から進んでいき、最終的に交わっていく話です。
話が一点に収束していく様子は大変鮮やかで手品を見ているようでした。
緊張感のある文章がよく合っていて読みやすかったです。
一番スピード感を感じました。読み始めてすぐに引き込まれます。

・あげくの果て
近未来の姥捨て山のような話。
こちらも熱帯夜のように視点が切り替わって最後に収束していく話ですが熱帯夜より読みにくかったです。慣れてない人には読みづらそうです。
不条理で大変面白かったです。筒井さんっぽさがありましたね。

・最後の言い訳
ゾンビ物です。
「鼻」や「あげくの果て」もですが対立構造を描くのが本当に上手いですね。
主人公の初恋のエピソードは今までの作品に比べて描写が緻密になるのでとても印象的でした。
なんだか胸きゅんな感じでもあり、大変可愛らしかったです。
ゾンビ的世界観とのコントラストでとても映えていました。
比較的早いうちからオチは予想できますが世界観や物語の運びが上手いので最後まで楽しんで読めました。

曽根圭介さんの書かれる話は不条理な中にもコミカルな要素があってそこが本当に魅力的です。
笑っていいのかだめなのかわからないギリギリのブラックジョークが唐突に出てきて良いアクセントになっていると思います。
熱帯夜 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 熱帯夜 (角川ホラー文庫)より
4043873026
No.11
(5pt)

木下半太の作品のような

ブラックジョーク風で3話ともとてもおもしろかったです。え゛えええぇぇぇぇぇぇと言うようなオチもなぜか消化不良にはなりませんでしたし、後味の悪さなどはなかったです。個人的には最後の言い訳が一番楽しめました。是非またこの作者の作品を読んでみたいと思います。
熱帯夜 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 熱帯夜 (角川ホラー文庫)より
4043873026
No.10
(5pt)

ゾンビ

サンワ収録
レビューとかみなかったのでございまして、サンワ目がまさかのゾンビ物でとても面白かった
新しいゾンビ物でございまして、社会風刺も効いていまして、とても面白い
とても面白いのでゾンビ好きはみるべきでございます
熱帯夜 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 熱帯夜 (角川ホラー文庫)より
4043873026
No.9
(4pt)

ハイレベルな胸糞短編集

今までに後味の悪い話はたくさん読んできましたがこの作家の書く話はそういうジャンルの中でも頭ひとつ抜けてると思います。
短編ひとつで気力をごっそり持っていかれる。この作家の小説は本当に読むと疲れます。間違っても精神的に余裕がない時に読んではいけません。
前回読んだ「鼻」より文章が綿密になっている分、絶望感の密度も濃くなっていました。
本作は三つの話からなる短編集ですが、どの話にも救いなんてありません。勧善懲悪がお好きな方はご用心。
表題作の「熱帯夜」はどこか「鼻」に通じる物語の構成になっているような気がしました。途中ちょっと笑ってしまうような出来事もあったりしたのですが最後の一言はすごく怖い。三編の中では一番ホラー色が強いかも。
「あげくの果て」は高齢者徴兵制度を巡っての近未来のお話。視点がコロコロ変わりますが終盤でバラバラだった視点が一つに収束していく構成力はお見事。近未来版姥捨て山といった感じで読みごたえがあった。
そして一番お気に入りなのが「最後の言い訳」。この設定で長編書いて欲しい!と思いましたが短編だからここまで輝くのかな。平たく言うとゾンビ物です。バイオハザードよりはSIRENに雰囲気が似てるかな?しかしこれは面白かったです。
ところどころ現代への風刺も利いてて、且つ人口が逆転したことによって起こる世界の変化が妙にリアルでゾワゾワしました。
人類とゾンビの人口が逆転してしまった最大の原因がこれもう…単に噛まれて感染が広がった、じゃないんですよねー。上手いです。
わりと早い段階でこの話のオチに気付く人は多いと思いますが、そこに落とし込むまでの話の持って行き方がお見事と言う他ないです。この作家の作風で、このレーベルならこのオチしかないでしょうが、「やっぱりね」と軽く言って終われないくらいには胸が詰まる結末でした。
基本的には勧善懲悪好きな人間なので、単に後味が悪いだけならばその作家の小説は以降読まないのですが、この作家はものすごく胸糞悪い後味なのに次も読みたくなるから不思議です。ずば抜けて面白いからなんでしょうが、中毒になりそうな胸糞悪さ。
また元気がある時に他の作品も読んでみたいです(笑)
熱帯夜 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 熱帯夜 (角川ホラー文庫)より
4043873026

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