わが心臓の痛み

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種別
長編
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あらすじ

2002年10月31日 わが心臓の痛み〈下〉 (扶桑社ミステリー)

術後わずか60日あまりでコンビニ強盗殺人犯を追いはじめたマッケイレブ。病をおしてまで事件の解決へと駆り立てるのは、悪を許さない強い憤りだった。彼はすべての事件を時系列順に当たるなどの地道な努力を重ね、執念の捜査を続けた―やがて明らかになる真相が自らを追い詰める結果を招くとは知らずに。『ナイトホークス』でのデビュー以来、ミステリーの最前線を疾走してきたコナリーが、現代ハードボイルドのさらなる可能性を拓いた意欲作。(「BOOK」データベースより)

評判

わが心臓の痛みの評価:

8.33/10点 レビュー 3件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.33pt

わが心臓の痛みの総合評価:

8.95/10点 レビュー 41件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.38
(5pt)

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わが心臓の痛み〈下〉 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: わが心臓の痛み〈下〉 (扶桑社ミステリー)より
4594038034
No.37
(5pt)

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わが心臓の痛み〈上〉 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: わが心臓の痛み〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
4594038026
No.36
(5pt)

心臓移植からシリアル・キラーまでつなげる筆力

「わが心臓の痛み」は、マイクル・コナリーがボッシュ・シリーズNo.5「トランク・ミュージック」とNo.6「エンジェル・フライト」の間の1998年に発表したノン・シリーズのクライム・サスペンス。ノン・シリーズなのだが、No.7「夜より暗き闇」に本作の主人公テリー・マッケイレブが準主役で登場するらしく「夜より暗き闇」の前に読むのがいいらしい。

マッケイレブは心筋症で若くしてリタイアした元FBI捜査官。彼がAB型のCMVマイナス(サイトメガロウイルス感染歴なし)という厳しい条件にもかかわらずドナー心臓に巡り合い心臓移植を受けた。そして、ドナーとなったコンビニ強盗に射殺された女性の姉がマッケイレブに殺人者を探すよう依頼するところから物語スタート。

「点と線」クラスの謎解きが数限りなく登場するが、犯罪推理のプロが的確にそして粘り強く矛盾を解きほぐしていく。その連続がかなり知的でスリリング。矛盾を見落とす凡庸な刑事との対比がくっきり描かれる。そこが読みどころで、推理小説としてもかなりハイレベル。どうやってシリアル・キラーにつなげるか? 後は、自分で読むべし。
わが心臓の痛み〈上〉 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: わが心臓の痛み〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
4594038026
No.35
(5pt)

矛盾の中に真実がみつかる

かなり面白いです。実に見事です。
 これまでボッシュシリーズのみに関心を持ち、ボッシュシリーズのみを発表順に読んでいたのですが、シリーズ7作目の『夜より暗き闇』ではボッシュものと言うよりテリー・マッケイレブものと言っていいくらいマッケイレブの存在感が光っており、これはぜひともマッケイレブ初登場の作品を読んでみなければ、と俄然本作に興味が沸き、時代を遡る形で本作を読むことになりました。
 『夜より暗き闇』は、単体でも十分楽しめる作品でしたが、本作『わが心臓の痛み』を読んだ今は、ああ、先に本作を読んでおけば、『夜より暗き闇』への関心はより高まったろうし、共通する登場人物の性格設定なども、より理解できただろうなと想像します。
 したがって、まだいずれの作品も読んでいない方は、ぜひとも本作『わが心臓の痛み』を先に読んでおくことをお勧めします。
 今思えば、マイクル・コナリーを侮っていました。ボッシュもの以外の作品でも、とてつもなく面白いということに気づかされます。個人的にはこれまで読んだボッシュものの最高傑作『ブラック・ハート』と並ぶ面白さです。
 本作が発表されたのはボッシュものである『ラストコヨーテ』と『トランクミュージック』の間ということで、まさに乗りに乗っている時期に執筆されたものだけに、面白くないわけがないですね。

 さて、本作の主人公が、心臓移植を受けた元FBI捜査官であることの必然性について、ただ単に移植された心臓提供者の姉から捜査依頼を受けたからというだけにとどまらない、意外な事実が判明した瞬間、そして本作の原題『BLOOD WORK』が持つ二つの意味が明らかにされた瞬間たるや、これぞミステリー小説ならではという興奮を味わえます。
 そして、ボッシュシリーズにも共通することですが、事件は、最初は重要なことに見えなかったほんのささいな事柄によって先はひらけていく。しかし、そういうささやかな事柄を見つけるのは、容易ではないという、現実的な捜査過程が描かれますが、テリーマッケイレブはまさにそれを得意とする人物なのです。
 こつこつと資料を読み、犯行現場の写真や撮影された防犯カメラの映像を何度も繰り返し見て、ささいな違和感を発見する。現場捜査官としての能力は並みでも、デスクワークでは、たいていの捜査官よりも優れた能力を発揮する。あらたな邪悪と対峙するたびに、心の奥底でひそかなスリルを覚える。
 いったん取り組みだした事件について、途中で投げだすことはできない。
 そのような人物設定が、本作の物語展開においては非常に重要になっています。
 まさにボッシュものではできなかった物語を、テリーマッケイレブを主人公とすることで大成功を収めています。
 いやあ、ほんと面白かった。
 傑作です。
わが心臓の痛み〈上〉 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: わが心臓の痛み〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
4594038026
No.34
(3pt)

好きになれない主人公

今じゃいち市民の主人公が、たとえ援助があったにせよ何故こんなに好き勝手に捜査できるのかとても不思議。色々不思議があったにせよさすがの面白さだとは思いますが。「砂の器」の英訳題が「今西刑事捜査す」だとわかりました。
わが心臓の痛み Amazon書評・レビュー: わが心臓の痛みより
4594029027

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