山手線連続通り魔 囮捜査官 北見志穂1(女囮捜査官1 触覚)
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あらすじ
男たちの憎悪(ミソジニー)が女を殺すミステリ史上に残る屈指の名作シリーズ、奇跡の再始動!私としてはこのシリーズはとりわけ愛着が深いーー多少は自信もあるーー作品であるだけに喜びもひとしおである。読者の皆様に心の底から感謝を捧げたい。(山田正紀)警視庁・科捜研「特別被害者部」は、違法ギリギリの囮捜査を請け負う新部署。美貌と〝生まれつきの被害者体質〟を持つ捜査官・志穂の最初の任務は品川駅の女子トイレで起きた通り魔事件。厳重な包囲網を躬して、犯人は闇に消えた。絞殺されミニスカートを奪われた二人と髪を切られた一人──奇妙な憎悪の痕跡が指し示す驚愕の真相とは。イラスト KENTOO〈目次〉著者の言葉プロローグ山手線品川駅第二ホームトイレ科捜研特別被害者部本庁幹部会議別件逮捕同僚たち大崎駅髪結いの亭主女嫌い危険なデート五反田駅真犯人痴漢電車解説 青崎有吾(「BOOK」データベースより)
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評判
山手線連続通り魔 囮捜査官 北見志穂1(女囮捜査官1 触覚)の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
山手線連続通り魔 囮捜査官 北見志穂1(女囮捜査官1 触覚)の総合評価:
7.80/10点 レビュー 10件。
感想一覧
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Amazonレビュー
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実の所、私は痴漢を描く事もよくある、素人官能小説家である。この作品はしかし、官能小説的描写は一切ない。触られて、精子を掛けられて、気持ち悪い。これが、ヒロイン北見志穂の痴漢行為に対する感想だ。痴漢に触られて、少しでも快感を覚えてくれないと、官能描写にならないのだ。
が、しかし、世の女性の正直な感想は、気持ち悪い、が正解だろう。それでは官能小説にならないので、感じてしまったと描写するわけだ。少なくとも私は、そのような嘘を書く。でも、中には、痴漢に快感を感じてしまう女性、と言う大嘘を真に受ける読者もいるのだろうか。
恐らくこの作品が書かれた30年前は、今よりそんな無邪気な男性が多かったのではないか。包茎を気に病む男性と似たようなものか。そんな社会風潮の中で、山田さんの痴漢描写は、潔いまでに官能的でないな、と感想を持った。
さて、ストーリーは、痴漢の被害者が、次々に殺害される、と言うもので、囮捜査に懐疑的だった警察や検察側の人間が、解決のため、志穂を頼るようになる様子が、興味深く描かれている。余りにも誇張して書かれてるので、リアリティはないが。犯人だと目していた人間が、間違っており。又新たに犯人を捜すーこれの繰り返しで、捜査が迷走する間に、新たな犠牲者が現れる。その度毎に犯人像の練り直しが行われるので、本格ミステリのように。読者が推理する余地はない。が、警察の推理の誤りにより、志穂が絶体絶命の危機に陥るのは、スリル満点で、意外な犯人が直前に分かったのは、いかにも謎解きミステリーであった。
30年前、痴漢行為が容認される社会風潮の中で、山田正紀さんが、この作品を世に問うた意義は大きい。同時に、本格ミステリではないが、スリル満点のエンタメ小説と評価する。