歳時記(ダイアリイ)
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
| ||||
---|---|---|---|---|
本格の謎解き小説である『歳時記ダイアリイ』。多根井理が読む作中作のミステリ。叙述トリックにアナグラム。そして、すべての人物が話す言葉が手がかりとなっており、それらを論理的に解きほぐしていくスタイル。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鮎川氏の黄金の13シリーズから出た依井氏の2作目であり、作中作ネタに最初から最後まで大胆な叙述トリックを組み入れた作品。 90年代初頭の叙述トリックブームの際のリリースにしてはいまいち知名度がないのが不思議なくらいのよく出来た作品である。 叙述トリック重視系作品なので、キャラクターが平凡で描き分けられていないというハンデも作中作にしたことでうまく説得力を持たせている。 叙述トリック系作品としては隠れた名作と言えるだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本格推理小説のサイトで、一読の価値ありの評価があったので期待して買いました。 この本、古本屋で探しまくったのですがなかなか出合えず、購入することになりました。 読み始めから倒錯的で、話し言葉注意の小説の予感がして読み進めました。 結論から言うと、発想はいいのですが、言葉使いに重点を置きすぎたため、ストーリーや人物のキャラクターが薄っぺらく 読後やられた感があまり感じられなかったのが残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自殺した女性が遺書代わりに残した推理小説――『歳時記(ダイアリイ)』 と題された作中作――の謎を解くことで、自殺の真相を究明していく本作。 奇術愛好家グループ内での連続殺人事件が描かれた作中作――作中で実際に起きた 事件を脚色したもの――には、かなり大掛かりな叙述トリックが仕掛けられていて、その 超絶技巧には唸らされます。 また、周到に配された様々な手がかりから犯人の条件を 導き出し、クイーン流儀の消去法を行う手際もすばらしい。 人工的でマニアックな作風であるため、間違いなく読者を選びますが、堅牢な ロジックと、奇抜な叙述トリックに興味のある方なら、一読して損はないです。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|