片腕の刑事
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新人賞受賞作品ということで、Amazonで予約注文しワクワクしながら到着を待った。 「贖罪」のための「嘘」。「贖罪」のために生き方を変える。しかし、それは自分だけの意思であって相手には伝わらない。 時を経て答え合わせが必然なように、巡り合う運命になっているのだろか? 人はみな間違いを犯す。それは世間で言う聖職と言われる人たちも同様である。 許せない事柄を人はどこで自分なりの区切りをつけていくのだろう。 区切りが出来ないとき、人は怪奇といえる動物になっていくと感じた。 大雪となった伊勢の描写が迫りくる死への恐怖をかきたてた。 いわゆる刑事ドラマにとどまらず、作家は現役の医師であるという観点から、医療の方向からの描写が詳細に描かれていて、興味深く夢中になって読み進めることができた。 刑事、医療の両方が楽しめる作品だと思う。 次の作品が出るのが待ち遠しい。 | ||||
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読み始めから引き込まれました。活字を読むことが苦手な私ですが、ストーリー展開もとても面白くどんどん読み進みました。共感できる部分も多くあり、また泣ける部分もありました。何度も読み返したくなる素晴らしい小説だと思います。 | ||||
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読みやすくとても良かったです 最初から引き込まれ一気に読み進められました | ||||
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舞台は、三重県北部の桑名市。 冒頭では、被害者が上肢(腕)を切断される事件が発生し、何気にホラーを彷彿させる展開ですが、捜査をするうちに、単なる猟奇的殺人事件でないことが判明します。 犯人と被害者との接点やこの事件の背景が、徐々に明らかに。 一方、一番引っかかっていたのは、3~5章のタイトルにもある「密室」でしたね。 そういえば当初、切断した犯人が逃走した時のカギも「密室」でした。 犯人の目星・動機が明らかになってきた後、要の「密室」をどう受け止め、また解明するか、これが軸かもしれません。 ただ、女性に対する記述に関しては、ところどころ微妙に「?」というか不自然に感じる部分がありました。 さらに、主人公の紀平刑事は至る所で怒りを露わにするくせに「感情を表に出しすぎる」女性警官を、警察のような男社会に向いていないという言う場面があったり、男性医師が女性の外見を批判的に表現したりする場面があったりする等、女性蔑視ととられかねない表現が見受けられました。キャラ創出のためとはいえ、人によっては不快を感じるのではないかと思います。 残念だったのはそこかな。 最終部分を読んでいたときに、 「以前は酒豪だった倉城刑事が、あるときから一滴もアルコールを口にすることがなくなった」。 という、冒頭に出てきた箇所が脳裏をかすめました。 ああ、こうつながるんだな、と納得。 全体的にはストーリーの展開も、またトリックも、その解決編も素晴らしいものだったと思います。 ストーリーは長くても、話の流れが複雑ではないので、読みやすかったです。 | ||||
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