百万に一つの偶然 迷宮課の事件簿2
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
百万に一つの偶然 迷宮課の事件簿2の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
百万に一つの偶然 迷宮課の事件簿2の総合評価:
8.50/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
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収録作は9篇で、いずれも他の捜査でいきずまった事件の関係の証拠から、偶然解決する事件が描かれております。
第一作よりも推理したり、推測する物もありますが、基本的にはほぼ同じ系列の作品になっている様です。
普通の推理小説や倒叙物の作品では、いかに合理的に事件が解決するかが、メインになる物が多いと思いますが、このシリーズの場合はいかに偶然が重なって事件が解決するかがカタルシスになっているので、普通の推理小説では味わえない、異質のカタルシスがある様に思えました。
ただ、証拠を重視した感じなので、まったく偶然だけで解決する訳でもないし、証拠重視は裁判でも使えるので、心理的な物を持ち込もうとして失敗したヴァン・ダインの作品よりかは合理的かもとも思いました。
深町眞理子訳のシャーロック・ホームズの解説によると、当時のイギリスでは偶然解決したりする他愛ない推理小説が多かった所にシャーロック・ホームズのシリーズが始まって、奇抜な発端から合理的に解決する展開で人気が出たらしいですが、この著者のヴィカーズは読者が怒るというのを承知でこういう風にしたとすると、結構大胆な人だったらしいですねぇ。実際にエラリー・クィーンが見つけるまで、埋もれていたらしいですが、前記の様ないい加減な推理小説と一緒くたにされて、忘れられていたのが偶然見つかって・・・だったらシリーズの趣旨と同じで面白いですね。
色々書きましたが、あまり前例のない異色の推理小説として価値があると思われる短篇集。機会があったら是非。