精霊たちの迷宮

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長編
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あらすじ

2022年08月19日 精霊たちの迷宮 上 (集英社文庫)

全世界を熱狂させたあの伝説のミステリー『風の影』シリーズ、衝撃と感動の完結!「忘れられた本の墓場」の四つの入り口、その最後のとびらがついに開いた──1959年、マドリード。捜査員のアリシアは、ある日突然失踪した大臣バルスの捜索依頼を受け、彼の私邸を訪れた。そこで引き出しに隠された一冊の本を発見する。『精霊たちの迷宮』──関わる者はみな不幸な運命を辿るというその本を手がかりに、アリシアは作家の過去に隠されたある悲劇と巨大な陰謀へと迫っていく。幻想と秘密、誘惑と罠に満ちたゴシック・ミステリーの最高傑作、ついに開幕!(「BOOK」データベースより)

評判

精霊たちの迷宮の評価:

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精霊たちの迷宮の総合評価:

10.00/10点 レビュー 11件。

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Amazonレビュー

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No.11
(5pt)

Book!

感動
精霊たちの迷宮 下 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 精霊たちの迷宮 下 (集英社文庫)より
4087607798
No.10
(5pt)

第1部~第3部の謎がすべて解き明かされる!

これは『風の影』から始まり、『天使のゲーム』『天国の囚人』と続いた4部作の最後である。
バルセロナという魔都そのものが、この4部作の隠れた主人公のように思える。
スペイン内戦でフランコ軍に蹂躙され、その傷跡を深く刻んだバルセロナだからだ。

第1部『風の影』がファンタジックな青春ミステリー、第2部『天使のゲーム』はゴシックホラー的なミステリー、第3部『天国の囚人』は内戦直後の監獄を舞台にリアルな「悪」が描かれる。
そして本書では、第3部で登場した「悪」との全面的な戦いが繰り広げられる。
しかも第1部と第2部で残された「謎」や人間関係のすべてが、この第4部で繋げられ、回収され解き明かされていく。
その手腕は見事と言うしかない。
しかも、第4部には妖婦と言える、アリシアという女性を主役に配置している。
その孤独と悲しみを孕んだ佇まいを、読者は堪能することになる。
第2部でも、主役の小説家ダビッド・マルティンの押しかけ助手イサベッラがアリシア的とは異なった魅力として描かれていたが、この作家の女性の描き方には感嘆を禁じ得ない。
それにしても、スペイン内戦とフランコ独裁が、スペインという国に刻んだ傷跡は、かくも残酷で醜いのだと痛感する。
その残酷さと醜悪さを描きこみながら作者は壮大なミステリーロマンに織り上げたのだから、驚くべき力量である。
素晴らしい作品を読み終えた時にはいつも感じるのだが、この世界を去らざるを得ないのが惜しくて後ろ髪を引かれるようである。
昨年末から読み始めて読了までに1カ月半を要したが、それだけの価値はあった。
因みに、作者のカルロス・ルイス・サフォンは、この第4部『精霊たちの迷宮』を2016年に書き上げて3年半後の2020年に、55歳の若さで亡くなっている。
すべてを傾けたのだろう。
精霊たちの迷宮 下 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 精霊たちの迷宮 下 (集英社文庫)より
4087607798
No.9
(5pt)

第1部~第3部の謎がすべて解き明かされる

これは『風の影』から始まり、『天使のゲーム』『天国の囚人』と続いた4部作の最後である。
バルセロナという魔都そのものが、この4部作の隠れた主人公のように思える。
スペイン内戦でフランコ軍に蹂躙され、その傷跡を深く刻んだバルセロナだからだ。

第1部『風の影』がファンタジックな青春ミステリー、第2部『天使のゲーム』はゴシックホラー的なミステリー、第3部『天国の囚人』は内戦直後の監獄を舞台にリアルな「悪」が描かれる。
そして本書では、第3部で登場した「悪」との全面的な戦いが繰り広げられる。
しかも第1部と第2部で残された「謎」や人間関係のすべてが、この第4部で繋げられ、回収され解き明かされていく。
その手腕は見事と言うしかない。
しかも、第4部には妖婦と言える、アリシアという女性を主役に配置している。
その孤独と悲しみを孕んだ佇まいを、読者は堪能することになる。
第2部でも、主役の小説家ダビッド・マルティンの押しかけ助手イサベッラがアリシア的とは異なった魅力として描かれていたが、この作家の女性の描き方には感嘆を禁じ得ない。
それにしても、スペイン内戦とフランコ独裁が、スペインという国に刻んだ傷跡は、かくも残酷で醜いのだと痛感する。
その残酷さと醜悪さを描きこみながら作者は壮大なミステリーロマンに織り上げたのだから、驚くべき力量である。
素晴らしい作品を読み終えた時にはいつも感じるのだが、この世界を去らざるを得ないのが惜しくて後ろ髪を引かれるようである。
昨年末から読み始めて読了までに1カ月半を要したが、それだけの価値はあった。
因みに、作者のカルロス・ルイス・サフォンは、この第4部『精霊たちの迷宮』を2016年に書き上げて3年半後の2020年に、55歳の若さで亡くなっている。
すべてを傾けたのだろう。
精霊たちの迷宮 上 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 精霊たちの迷宮 上 (集英社文庫)より
408760778X
No.8
(5pt)

忘れられた本の墓場シリーズ完結

バラバラに散りばめられた全ての謎のピースが壮大なタペストリーを紡ぎ出す。
できることならば次作を期待したいが、作家がもうこの世にいないのが残念でならない。
精霊たちの迷宮 下 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 精霊たちの迷宮 下 (集英社文庫)より
4087607798
No.7
(5pt)

大満足と寂しさでいっぱい

まず驚いたのが完結編にして上・下巻それぞれ約600ページの大長編作品であること。本シリーズのファンなのでそれ自体にテンションがあがる。そして本作品を読む前に、改めて何度も読んだ1作目から3作目を読み直しました。そしてこの作品を読み過去の謎、悲劇が、新たな謎、悲劇を生みそして完結していく物語に没頭したし、これが遺作となってしまった作家・カルロス・ルイス・サフォンの覚悟というか、まさにこのシリーズで語られた作家たちの人生と重なるような気がして心が震えました。このシリーズが完結し、それを読み終えて大満足な一方で、旧バルセロナ市街に住むこの物語の主人公たちに出会えないことに寂しさを感じます。まだ読み終えたばっかりで、私自身が理解できていない伏線や謎も多そうなので、何度も読み返して理解を深めたいと思います。改めてカルロス・ルイス・サフォンに感謝とご冥福を祈ります。
精霊たちの迷宮 下 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 精霊たちの迷宮 下 (集英社文庫)より
4087607798

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