夜の爪痕



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2021年07月
    分類

    長編小説

    閲覧回数600回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    夜の爪痕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 12-1)

    2021年07月01日 夜の爪痕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 12-1)

    パリ市内で全裸の女性の惨殺死体が発見された。捜査の結果、被害者は大学院生で、エスコートガールをしていたことがわかるが……(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    夜の爪痕の総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (4pt)

    えぐられた爪痕は、生涯に渡って癒えることはない

    2020年パリ警視庁賞受賞作。そして、現役警察官による警察小説、「夜の爪痕」(アレクサンドル・ガリアン ハヤカワ・ミステリ文庫)を読み終えました。
     主人公は、パリ警視庁売春斡旋業取締部、キャバレー課(本当にそんなセクションがあるのか?(笑))から犯罪捜査部に異動になった警視、フィリップ・ヴァルミ。1か月後、若いエスコートガールが凄惨な死体で発見され、彼女はフィリップの情報提供者だったことが判明します。犯人は誰、何故?そして、その事件は時を置かずして連続殺人事件の様相を呈し始めます。一方、フィリップは、妻のエロディーに長年隠し続けていた或ることを告白したがために別れを切り出されることになります。
     パリの最新捜査を垣間見せ、現役警察官による作品と言われるだけあってリアリティを醸し出してはいますが、事件そのものに特に新味があるわけではなく、まあアベレージかなと思いながら、終盤に突入しました。私の評価のすべてはその終盤によって決定づけられています。何らか内容を示唆することもできなくはないですが(笑)、今回はやめておきましょう。シムノンの「メグレ」を引き合いに出すまでもなく、その運命的な展開はフレンチ・ミステリの持つ真骨頂なのかもしれません。
     昭和艶歌のように思えたタイトルもまた、とても味わい深い。深くえぐられた爪痕は、生涯に渡って癒えることはないのだから。
    夜の爪痕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 12-1)Amazon書評・レビュー:夜の爪痕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 12-1)より
    4151846018



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク