ガラスの鍵

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種別
長編
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あらすじ

1960年05月20日 ガラスの鍵 (創元推理文庫 130-3)

市政をあやつる黒幕、その力を利用しようとする上院議員、対立するボス。利権と愛欲のからみあう中に起こった殺人の謎を解こうとする賭博者ネド。男も女も老いも若きも、血を躍らせ愛好するハメットは、ネドの非情な言動を浮き彫りにして、行動派随一の秀作たらしめた。作者が自作中最も愛好するというハードボイルド・ファン必読の作品!(「BOOK」データベースより)

評判

ガラスの鍵の評価:

6.50/10点 レビュー 2件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.50pt

ガラスの鍵の総合評価:

8.38/10点 レビュー 13件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11
(5pt)

アルカポネもまだ活躍していたころの物語です。

このところマイケル・コナリーの作品をほぼ時系列に何冊も読んできたが、いくら出来の良い作品でも続けて読んでくるとやはり少し飽きがきてしまう。
 温故知新という言葉ががあるが、なんだかダシール・ハメットを読みたくなり、いままで読んでいなかったハメットの『ガラスの鍵』(1931年)を入手して読むことにした。
 この物語の主人公は、ハメットの代表作『血の収穫』や『マルタの鷹』のサム・スペードやコンチネンタル・オプなど探偵ではなく賭博師であるから興味を惹く。
 読み始めてたいして面白くもない小説だなぁ、と思い始めたが、ぺージを繰る毎に登場人物のリアリティさと、予想もしない物語の展開に、世の中案外こんな風に物事は過ぎていくのではないだろうかと思い始めて、じっくり読みはじめて面白くなってきた。
 主人公のネド・ボーモンはどちらかといえば優男であり、格闘技や射撃の腕前がいいわけではないが、やはり生業が博打師だから冷静で激しない性格である。
 まずこんな男を主人公にしたのがハメットの非凡さの証であろうと思ってしまったのである。
 町のボスが政治家を支援しながら持ちつ持たれつの利権確保をしょうということが物語のテーマである。
 話の筋はありきたりなものだが、やはりハメットが、この物語に登場する人物の性格描写の上手さに惹き込まれてしまう。
 あるインタビューでハメットが「全ての登場人物は私が個人的に知っている人々をベースにしている」と述べいたそうであるが、かってアメリカでも有名なピンカートン探偵社で探偵をしていた時代に経験したことなだろう。
 ハメット自身が一番お気に入りの作品だと回想していたそうだが、評者もハメット作品中一番の傑作ではないかと思いながら読み終えたのです。
ガラスの鍵 (1957年) (世界推理小説全集〈第35巻〉) Amazon書評・レビュー: ガラスの鍵 (1957年) (世界推理小説全集〈第35巻〉)より
B000JAXWNI
No.10
(5pt)

アルカポネもまだ活躍していたころの物語です。

このところマイケル・コナリーの作品をほぼ時系列に何冊も読んできたが、いくら出来の良い作品でも続けて読んでくるとやはり少し飽きがきてしまう。
 温故知新という言葉ががあるが、なんだかダシール・ハメットを読みたくなり、いままで読んでいなかったハメットの『ガラスの鍵』(1931年)を入手して読むことにした。
 この物語の主人公は、ハメットの代表作『血の収穫』や『マルタの鷹』のサム・スペードやコンチネンタル・オプなど探偵ではなく賭博師であるから興味を惹く。
 読み始めてたいして面白くもない小説だなぁ、と思い始めたが、ぺージを繰る毎に登場人物のリアリティさと、予想もしない物語の展開に、世の中案外こんな風に物事は過ぎていくのではないだろうかと思い始めて、じっくり読みはじめて面白くなってきた。
 主人公のネド・ボーモンはどちらかといえば優男であり、格闘技や射撃の腕前がいいわけではないが、やはり生業が博打師だから冷静で激しない性格である。
 まずこんな男を主人公にしたのがハメットの非凡さの証であろうと思ってしまったのである。
 町のボスが政治家を支援しながら持ちつ持たれつの利権確保をしょうということが物語のテーマである。
 話の筋はありきたりなものだが、やはりハメットが、この物語に登場する人物の性格描写の上手さに惹き込まれてしまう。
 あるインタビューでハメットが「全ての登場人物は私が個人的に知っている人々をベースにしている」と述べいたそうであるが、かってアメリカでも有名なピンカートン探偵社で探偵をしていた時代に経験したことなだろう。
 ハメット自身が一番お気に入りの作品だと回想していたそうだが、評者もハメット作品中一番の傑作ではないかと思いながら読み終えたのです。
ガラスの鍵 (1960年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ガラスの鍵 (1960年) (創元推理文庫)より
B000JAPQCS
No.9
(4pt)

おはよう破滅先生

巻末解説に、ハメットが戯曲を書く野心を抱いていたことが書かれ、解説者からさもありなんとコメントされている。

松田優作の諸出演作などを観ると、この作家の影響力はかなりのものがあるんだろうなあと思ってしまう。

新聞社主マシューズ家での社主の妻エロイーズと主人公との刹那的な情事はかなりエロティックで、「人生とはこういうものよ」と彼女が囁くくだりは、村上龍『愛と幻想のファシズム』上巻で、主人公トウジが相棒ゼロの恋人フルーツを寝取ってしまったときにフルーツが「全ては決められてしまっているのね」と囁くくだりを想起させた。この奥さん、名前どおりに「エロいーぜ!」www
ガラスの鍵 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ガラスの鍵 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150773041
No.8
(4pt)

おはよう破滅先生

巻末解説に、ハメットが戯曲を書く野心を抱いていたことが書かれ、解説者からさもありなんとコメントされている。 松田優作の諸出演作などを観ると、この作家の影響力はかなりのものがあるんだろうなあと思ってしまう。 新聞社主マシューズ家での社主の妻エロイーズと主人公との刹那的な情事はかなりエロティックで、「人生とはこういうものよ」と彼女が囁くくだりは、村上龍『愛と幻想のファシズム』上巻で、主人公トウジが相棒ゼロの恋人フルーツを寝取ってしまったときにフルーツが「全ては決められてしまっているのね」と囁くくだりを想起させた。 この奥さん、名前どおりに「エロいーぜ!」www
ガラスの鍵 (創元推理文庫 130-3) Amazon書評・レビュー: ガラスの鍵 (創元推理文庫 130-3)より
4488130038
No.7
(5pt)

面白かったです。

梅雨頃読み始めました。夏は放置してました。涼しくなってまた読み始め10月に読み終わりました。面白かったです。誰かが書いてたけどこれはハメットのロンググッドバイだそうです。いまいち、よくわかりません。
ガラスの鍵 (1957年) (世界推理小説全集〈第35巻〉) Amazon書評・レビュー: ガラスの鍵 (1957年) (世界推理小説全集〈第35巻〉)より
B000JAXWNI

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