イヴリン嬢は七回殺される
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あらすじ
森の中に建つ屋敷〈ブラックヒース館〉。そこにはハードカースル家に招かれた多くの客が滞在し、夜に行われる仮面舞踏会まで社交に興じていた。そんな館に、わたしはすべての記憶を失ってたどりついた。自分が誰なのか、なぜここにいるのかもわからなかった。だが、ひょんなことから意識を失ったわたしは、めざめると時間が同じ日の朝に巻き戻っており、自分の意識が別の人間に宿っていることに気づいた。とまどうわたしに、禍々しい仮面をかぶった人物がささやく――今夜、令嬢イヴリンが殺される。その謎を解き、事件を解決しないかぎり、おまえはこの日を延々とくりかえすことになる。タイムループから逃れるには真犯人を見つけるしかないと……。悪評ふんぷんの銀行家、麻薬密売人、一族と縁の深い医師、卑劣な女たらしとその母親、怪しい動きをするメイド、そして十六年前に起きた殺人事件……不穏な空気の漂う屋敷を泳ぎまわり、客や使用人の人格を転々としながら、わたしはの謎を追う。だが、人格転移をくりかえしながら真犯人を追う人物が、わたしのほかにもいるという――英国調の正統派ミステリの舞台に、タイムループと人格転移というSF要素を組み込んで、強烈な謎とサスペンスで読者を離さぬ超絶SFミステリ。イギリスの本読みたちを唸らせて、フィナンシャルタイムズ選ベスト・ミステリ、コスタ賞最優秀新人賞受賞。多数のミステリ賞、文学賞の最終候補となった衝撃のデビュー作!(「BOOK」データベースより)
外部リンク
※特設サイト・著者サイトなど
評判
イヴリン嬢は七回殺されるの評価:
3.50/10点 レビュー 2件。 D ランク
イヴリン嬢は七回殺されるの総合評価:
6.91/10点 レビュー 23件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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タイムループ×人格転移のミステリ。
設定や緻密な構造、真相の仕掛けはとても面白い。
が、読んでいて楽しかったのかというと辛かったのが本音です。
小説としては複雑な構成で新鮮なのかもしれないですが、これはアドベンチャーゲームですね。
プレイヤーが異なるキャラクターを操作して、それぞれの場面を見ながら真相に迫っていく。イヴリン嬢が殺されたらゲームオーバーでやり直し。もしくは誰かに自分が殺されるかもしれない。そういうアドベンチャーゲームを小説にした印象でした。
ゲームの『やりなおし×別キャラクター操作』を『タイムループ×人格転移』という売りにしてPRしている作品です。
本書の評価は割れそうです。
要素要素はとても面白いのです。ただそれを小説にした本書は複雑というより状況の表現が分り辛く、楽しむのではなく理解する事を強いられる為に読書が辛い。悪い意味で2度読み必須な内容でした。設定の構造で評価する人。読み物で評価する人。どこに注目するかで感想が分れそうです。好きなテーマだっただけに期待し過ぎたのかもしれません。ちょっと合わなかったです。