白衣の女

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初版刊行(参考)
種別
長編
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4,653回
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あらすじ

1994年11月30日 白衣の女〈1〉

ある夏の夜、青年ウォールター・ハートライトは、ロンドンからの帰路、一人の美しい女性に呼びとめられる。月明りの下、純白のドレスに身を包んだ女は青年の眼に鮮烈に印象と謎を残して姿を消した…。聡明なマリアンと可憐なローラ、美しい姉妹のまわりに張りめぐらされた恐るべき奸計。白衣の女をめぐる大秘密とは。文豪ディケンズの最大のライヴァルにして、英国ミステリの祖、ウィルキー・コリンズが、その劇的構成力と巧みなストーリーテリングを駆使し、恐怖とサスペンスに満ちた波乱万丈の展開によって、英国中を熱狂のるつぼに叩きこんだ最高最大のヴィクトリアン・スリラー。ゴシック・ロマンスの本流を継承しつつ、同時に現代探偵小説の幕明けを告げたミステリの大古典。「月長石」と双璧をなすコリンズの代表作。(「BOOK」データベースより)

評判

白衣の女の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 A ランク

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白衣の女の総合評価:

8.96/10点 レビュー 25件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.25
(2pt)

上巻を売らない岩波スタイル

でました。
中下巻は売ってるけど、上巻は売らない定番の岩波式意地悪スタイル。
所詮売れない本などさっさと在庫履いて廃刊?廃盤?にしたいんだろうけど、上巻売らなきゃ誰もそのあと買えないけどね。買うと思ってるのかな?
評価など付けたくないんだけど、とりあえず。本の内容は良いけど、出版社のスタンスが0点で星付けた
白衣の女 (中) (岩波文庫) Amazon書評・レビュー: 白衣の女 (中) (岩波文庫)より
4003228421
No.24
(5pt)

ミステリーというより近代的なゴシックロマンス

全3巻をあっというまに読了しました。解説によると、1860年の発行当時、時の宰相グラッドストーンが、読みだしてやめられなくなり、予定していた観劇会を欠席してしまったというエピソードがあるというが、さもありなんです。
たまたま手に取った怪奇探偵小説史に教えられ、江戸川乱歩=黒岩涙香の「幽霊塔」の原本『灰色の女』を読み、この1987年作のゴシックロマンスが影響を受けたという本書に辿り着いたのですが、30年古いにもかかわらず、「灰色の女」よりさらに面白く、現代的に読みやすいのは奇跡のようなものです。そう、この数カ月にディッケンズの『デーヴイット・カッパーフィールド』と『二都物語』を読んで、同時代の物語空間にどっぷりとはまっていたのですが、明らかにコリンズの方が面白い!
 二十代の頃、英国最初の長編ミステリーという評判の『月長石』を一読したのですが、それに比べても、こちらの方があらゆる点で勝っています。ただ、ミステリーというよりゴシックロマンスですね。ミステリーの要件としては、読者が作中人物と対等に謎解きに参加できるということがありますが、本作は主人公のハートライトやサブヒロインのマリアン・ハルカムが次々に直面していく謎を、ハラハラしながら見守るだけなので、ミステリーとは言えません。
 むしろ、主人公が辺境の貴族の館に絵の家庭教師として招かれて、美しく気高い令嬢ローラと危難を共にする、という筋立ては、男女を入れ替えればジェーン・エアを始めとする正統な英国ゴシックロマンスに忠実過ぎるほど忠実なのですから。
 ミステリーよりもゴシックロマンスを!という時代に、今、回帰しつつあるのではないでしょうか。最近のラノベやアニメの、中世風世界観を背景とした異世界転生ブームをみても、そう思われてなりません。
白衣の女 (下) (岩波文庫) Amazon書評・レビュー: 白衣の女 (下) (岩波文庫)より
400322843X
No.23
(5pt)

宮崎駿駿少年を魅了した「幽霊塔」の原点

「白衣の女」から黒岩涙香「幽霊塔」へ
それが乱歩「幽霊塔」に昇華し、宮崎駿をして少年時代に妖しい時計台の冒険に誘ったと言う。かの「カリオストロの城」の塔に造形されたと聞いている。
白衣の女 (下) (岩波文庫) Amazon書評・レビュー: 白衣の女 (下) (岩波文庫)より
400322843X
No.22
(5pt)

状態が良くて驚いた

カバー本体ともに大変良い状態でした。ありがとうございました
白衣の女 (上) (岩波文庫) Amazon書評・レビュー: 白衣の女 (上) (岩波文庫)より
4003228413
No.21
(4pt)

不可能を可能にしようという主人公の熱意と行動力

下巻からは完璧に張り巡らされた網をいかにくつがえすかという探偵編となるが不可能を可能にしようという主人公の熱意と行動力により中巻までの伏線が次々と回収されていく。ただ下巻後半からは活劇のような展開となりやや拍子抜けであったが読後感としては全体の壮大さと緻密さに圧倒された。

本作を謎解きミステリとして見るとやはりロマンスの部分がくどく冗長感は否めない。また下巻後半の活劇部分も物語としては十分面白いがギルモア弁護士に助力を頼む等の別のアプローチも可能だったという気もする。本作は恋愛+謎解きの融合作品として見るべきかもしれないが謎解きの部分が緻密で非常に完成度が高いだけに全体としてはやや中途半端という感が否めない。

以下、登場人物一覧に無い人物について補足しておく。

<下巻>
ドンソーン少佐:ヴァーネック・ホールの住人
フェリックス・グライド:パーシヴァル卿の父
セシリア・ジェーン・エルスター:パーシヴァル卿の母
ウォンズバラ:教区書記
白衣の女 (下) (岩波文庫) Amazon書評・レビュー: 白衣の女 (下) (岩波文庫)より
400322843X

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