(短編集)

パライゾの寺

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種別
短編集
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あらすじ

2010年04月09日 パライゾの寺 (文春文庫)

明治2年、長崎・浦上村の隠れ切支丹たちが土佐の漁村・天浜へ流罪となった。志操堅固な信徒たちに手を焼く村の顔役たちは、遊郭の女郎たちをけしかけて戒律を破らせ、棄教に追い込もうとする。表題作など、宮本常一とおぼしき民俗学者が採集した回顧譚の体裁で語られる、濃密なエロスとグロテスクな哄笑に満ちた7つの物語。(「BOOK」データベースより)

評判

パライゾの寺の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

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パライゾの寺の総合評価:

8.86/10点 レビュー 7件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.7
(5pt)

坂東小説の最高傑作

坂東氏の小説の中でも最高傑作の一つだと思う。
特に表題作の「パライゾの寺」はすばらしい。
淫靡で美しく、はかなくて強く、無垢ゆえの崇高さ。
単体でも光る作品だけれど、他の作品とともにこの短編集としてまとめられたことで、さらに輝きを増したと思う。
パライゾの寺 Amazon書評・レビュー: パライゾの寺より
4163260307
No.6
(5pt)

坂東小説の最高傑作

坂東氏の小説の中でも最高傑作の一つだと思う。
特に表題作の「パライゾの寺」はすばらしい。
淫靡で美しく、はかなくて強く、無垢ゆえの崇高さ。
単体でも光る作品だけれど、他の作品とともにこの短編集としてまとめられたことで、さらに輝きを増したと思う。
パライゾの寺 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: パライゾの寺 (文春文庫)より
4167584034
No.5
(5pt)

近年稀にみるしかけの見事な小説 -作者に騙されます-

これは大傑作だと思います。

小説の構造がものすごーくよくできています。
民俗学者の聞き書きという設定で、
土佐の田舎の人々が語りだす。

人間の業がむちゃくちゃにつまったはなしが続く。
ホラー雰囲気を纏いながらも、
語りは終了し、あくまで人間の営みの枠内に話は収まり続けるのだ。
読んでいるうちに、
「あ、これはホラーじゃないんだ」と読者に思わせるのだが、
これは作者の騙しのテクニック。

時間軸が微妙にずれたストーリーが挟まったりして、
うん?と首を傾げる部分もあるのだが、
私は見事に騙されました。

そして最後。
オチが見事。そして更にオチが。。。
オチが分かってみると、
短篇連作の意味もものすごく腑に落ちるという、
近年稀にみる仕掛けの見事な小説でした。

お勧め。
パライゾの寺 Amazon書評・レビュー: パライゾの寺より
4163260307
No.4
(5pt)

近年稀にみるしかけの見事な小説 -作者に騙されます-

これは大傑作だと思います。

小説の構造がものすごーくよくできています。
民俗学者の聞き書きという設定で、
土佐の田舎の人々が語りだす。

人間の業がむちゃくちゃにつまったはなしが続く。
ホラー雰囲気を纏いながらも、
語りは終了し、あくまで人間の営みの枠内に話は収まり続けるのだ。
読んでいるうちに、
「あ、これはホラーじゃないんだ」と読者に思わせるのだが、
これは作者の騙しのテクニック。

時間軸が微妙にずれたストーリーが挟まったりして、
うん?と首を傾げる部分もあるのだが、
私は見事に騙されました。

そして最後。
オチが見事。そして更にオチが。。。
オチが分かってみると、
短篇連作の意味もものすごく腑に落ちるという、
近年稀にみる仕掛けの見事な小説でした。

お勧め。
パライゾの寺 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: パライゾの寺 (文春文庫)より
4167584034
No.3
(5pt)

手軽に坂東ワールドを堪能する

7篇の短編小説集です。
 大阪の学生(のちに教員)が、高知にゆかりのある6人の人たちから昔話を聴き取り、最後は自分自身が語り手となるという構成です。

 ファンには手軽に坂東ワールドを楽しめる、ありがたい「企画」です。
 坂東作品の約半分を読了した私の感想の一つは、「坂東作品とエロスとは、切っても切り離せない」ということですが、それは短編でも同じことで、特に「残り香」はエロスそのものです。さすがに締めの「お接待」は例外だろうと予想していましたが、見事に裏切られました。

 真ん中の「虫の声」がやや駄作というか、「坂東流」の味つけが薄いように思いますが、他の6作品はそれぞれに☆5つを付けたくなる、味わい深い佳作ばかりです。
パライゾの寺 Amazon書評・レビュー: パライゾの寺より
4163260307

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