人形は指をさす



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.50pt (10max) / 2件

7.50pt (10max) / 2件

Amazon平均点

4.00pt ( 5max) / 3件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
2pt
サイト内ランク []C総合:1344位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2017年09月
分類

長編小説

閲覧回数1,485回
お気に入りにされた回数1
読書済みに登録された回数2

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

人形は指をさす (集英社文庫)

2017年09月20日 人形は指をさす (集英社文庫)

別々の人間の体の部位を縫い合わせた1つの死体。その頭部は“火葬キラー”として、ロンドン警視庁ウルフが逮捕した男のものだった。さらに、ウルフの元妻のもとに6人の名を記した殺人予告リストが届く。そこにはウルフの名前が―。警察の奔走も空しく予告通りに起こる殺人。縫い合わせ死体の犠牲者の身元は?前代未聞の事件には驚愕の結末が待っていた!英国を震撼させた衝撃作、登場。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

人形は指をさすの総合評価:7.80/10点レビュー 5件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(8pt)

はじまりは面白かったのですが、期待以上のものはありませんでした。

犯罪の着想や、個性的な刑事たちの描写は確かに奇抜で新鮮でした。
最初は面白く読んでいたのですが、あまりにも盛り込みすぎて?ついていけないところも。
表紙はイマイチかな?タイトルは良い!
あと、ちょっと長い。

警察ものとして読むよりも、娯楽的?話題として読んだ方が精神的にスッキリするかもしれません。
映画を観るように小説を読む。そういう面では面白いミステリーでした。
新しいものを求める人にはお勧めです。

ももか
3UKDKR1P
No.1:
(7pt)

怒りを派手にぶちまける主人公に苦笑い

イギリスの新人作家のデビュー作。サービス精神にあふれた、娯楽ミステリーである。
ロンドン警視庁殺人課の部長刑事ウルフが電話で行くように指示された殺人現場は、ウルフの自宅の真向かいのアパートだった。そこにあった死体は、それぞれ別人から取った頭、胴体、両腕、両足が縫い合わされているというグロテスクなものだった。しかも、頭は4年前にウルフと因縁浅からぬ経緯があった服役中の連続殺人犯ハリドのものであり、右腕の指はウルフの自宅を指し示していた。さらに、ウルフの元妻でテレビレポーターのアンドレアのもとに6人の名前を記した実行日の日付入りの殺人予告リストが届けられ、その6番目にはウルフの名前が書かれていた。ウルフを中心に警察は厳重な警戒態勢を取るのだが、リストの一番目に書かれていたロンドン市長が、予告通りの日に殺害されてしまった。無様な事態に焦った警察上層部は、ウルフを外して捜査を続けようとするのだが、事件に執着するウルフは納得せず、一人で暴走してしまう・・・。
とにかく派手な仕掛けで読者の度肝を抜き、性格破綻者気味の主人公と一癖も二癖もある周辺人物とがぶつかり合い、ストーリーは波乱万丈。シリアルキラーものでは珍しく、犯人視点での部分がまったくないにも関わらずスリリングである。犯行動機、事件の背景などに若干の不満はあるものの、スピード感、キャラクターの立ち具合などが、その欠点を補っている。
連続殺人ものだが恐怖感を煽るようなところがないので、娯楽性の強い犯罪ミステリー、警察小説ファンにオススメだ。

iisan
927253Y1
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(4pt)

楽しめましたよ

読み終わった後心に何も残らない、とはいえ読んでいる間は楽しめる、そんな小説でした。
人形は指をさす (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:人形は指をさす (集英社文庫)より
4087607399
No.2:
(5pt)

海外小説ならではのダイナミックなストーリー展開

イギリスの新人ミステリー作家の作品。ロンドンの中央刑事裁判所、通称オールドベイリーに向かう一人の女性陪審員の描写から始まるのだが、とても視覚的な描写で素晴らしい。結審の日、27日間で27人の少女を惨殺、しかも焼死させるという凶悪犯罪者が陪審員制ゆえか、なんと無罪になる。その犯人を逮捕した刑事は納得できずに被告人をその場で殺そうとする・・・。そして四年後、事件は急速に動き出す。グロテスクな死体が発見され、さらに殺人予告リストがマスコミに送られる。その最後には刑事の名前が。犯人は誰なのか。リストに載せられた人々はなぜ殺されようとしているのか。登場人物のキャラクターもよく描かれていて、視覚的な印象が強く読後に残った。日本のミステリー小説にはないダイナミックな展開で、翻訳小説ならではのスケールの大きな物語を大いに堪能した。次作も楽しみだ。
人形は指をさす (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:人形は指をさす (集英社文庫)より
4087607399
No.1:
(3pt)

何がなんだか

「娯楽作品だから」と言われればそれまでだが、緻密なミステリーが好きな人には到底受け入れられないような大雑把な展開に唖然とするばかり。読めば読むほど「何で?どうして?」が積み重なり、結局真相のほとんどは謎のまま終わる。せめて犯人がどうして死体を接ぎ合わせたりしたのかだけでも教えてほしかった。これがデビュー作だというので星ひとつおまけ。
人形は指をさす (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:人形は指をさす (集英社文庫)より
4087607399



その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク