罪の声

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種別
長編
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あらすじ

2019年05月15日 罪の声 (講談社文庫)

京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅で見つけた古いカセットテープを再生すると、幼いころの自分の声が。それは日本を震撼させた脅迫事件に使われた男児の声と、まったく同じものだった。一方、大日新聞の記者、阿久津英士も、この未解決事件を追い始め―。圧倒的リアリティで衝撃の「真実」を捉えた傑作。(「BOOK」データベースより)

評判

罪の声の評価:

7.10/10点 レビュー 10件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.10pt

罪の声の総合評価:

7.55/10点 レビュー 355件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(9pt)

罪の声の感想

「親ガチャ」という言葉を最近知りました。どんな家庭に生まれるかで人生が決まる…。哀しいかな、このような小説を読むとつくづくそう思います。登場する子どもたちそれぞれの人生模様に心が揺さぶられました。誰もが知るこの事件ですが、巻き込まれた子ども達という視点は脱帽ものです。
関東圏でしか生活したことのない私には、この事件がこれほど大きなインパクトがあったとは知らなかったので、事件当時の捜査の様子などはとても興味深く読みましたし、真相を探る二人の男の動向はわくわくの連続でした。それもまた作者の文筆力とテンポ良い筆運びのなせる技で、ページを捲る手を止められないほどでした。
多くの方々にオススメしたい作品です。

はつえ
L7BVQMDY
No.2
(9pt)

罪の声の感想

丁寧な作品だと思いました。そう、雰囲気は「火車」のような。
グリコ・森永事件をモデルにしたフィクションで、未解決事件の真相を追う話。
ひとつひとつ真実に近づいていく様子に臨場感があります。

Hidezo
GX0TU62Y
No.1
(9pt)

罪の声〜グリコ・森永事件の真相!?

関西人にとって「グリコ・森永事件」は昭和の未解決事件の中でも最も衝撃的で記憶に残り続けるものだと思いますが、それをモデルに極力史実に基づいて書かれた本作、かなり読みごたえがあるし、どこまでが史実でどこまでがフィクションか、見極めながら読むのも面白いでしょう。結構真相に近づいてたりして。
塩田さんの作品はデビュー作「盤上のアルファ」などに比べると、はるかにシリアス度が増していて(ところどころには笑いを誘うフレーズも出ては来るけど)今後の方向性が楽しみです。
描写としては少しセリフによる説明が冗長だったかな。

ps.「ギンガ・萬堂」のネーミングはともかくとして、道頓堀名物「ギンガの看板」には正直笑えました。

本好き!
ZQI5NTBU

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.345
(5pt)

商品も配送も問題なく良かったです

商品も配送も問題なく良かったです
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251
No.344
(4pt)

とても辛いけど読んでよかった

事件そのものだけで無くその影響に考えさせられる 後半のスピード感は凄い
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251
No.343
(5pt)

犯人リストを作りながら一気読み

子がいる親を震撼させた実在事件から35年経ち、子供の世代に社会の中心は移っている。子から親を見た時、守られてきた信頼と守りたい気持ち、子からそのまた子供を見た時、絶対に安全に育てたい気持ち。これが日本人の社会的責任感を育み、社会は継続されていく。
本作は、そうした社会の構成員になれなかった犯人グループ個々人の思想と犯行分担と繋がりを整理していく。
当時の調査資料の穴部分を作者がフィクションの人物描写で埋めてみても、憤りまではわかっても犯行の正当性には程遠い。在日メンバーや仕手筋など信ぴょう性はわからないが、作者から真犯人へのメッセージを感じた。社会への憤りエネルギーは、次世代が生きる社会をより良くするために使おうよと。
実際、盗みから足を洗い家庭を築く者、囲われていた暴力団から逃げて親子再会を果たす者なども出てくる。それには、親以外からの愛があった。
人間誰かしらそういう存在がいれば人生変わってくるのになと思った時、俊也の祖母は何をしていたのだろうか?と思った。
読みながら犯人リストをメモし、徐々にキーワードが増えて特徴と名前が判明していくから面白くて一気読み。本長作を物理的に運ばずKindleで読める有り難みの一方、約1000円でいいのかな?と思うほど、作者が膨大資料から産みの苦しみをした過程が窺い知れて労いたくなる作品。
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251
No.342
(4pt)

ストーリがよく練られている

これがグリコ・森永事件の真相なのでは?と思ってしまうほどよく出来ている
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251
No.341
(3pt)

カタルシスを感じない

どんでん返しもなく、ストレートで骨太な犯罪小説だった。章ごとに曽根とジャーナリストが、事件を追求していくわけだが、ストレートなだけに読むのに少し疲れる。読み終わり、なかなかの小説だと思う反面、読後のカタルシスを感じないのは残念だった。
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251

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