その先は想像しろ

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種別
長編
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あらすじ

2016年07月20日 その先は想像しろ (集英社文庫)

全世界アルバム売り上げ二千万枚を誇る人気ロックバンド“ライトグリーン”のボーカルがシチリア島で失踪した。身代金の要求はなく、姿を隠す理由も見当たらない。一方それから遡ること二年余り、フランス北部に位置するカレーから二人のチンピラがマフィアの金を盗んで逃げ出していた。小さな町からの逃走劇はやがて世界を騒がす大きな事件に繋がり―。注目のフレンチミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

その先は想像しろの評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

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平均点7.00pt

その先は想像しろの総合評価:

9.00/10点 レビュー 3件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(7pt)

チンピラとロックスターとマフィア

フランスの新鋭ミステリー作家の第2作。ミステリーというより、悪漢小説、成長物語的な犯罪小説である。
人気絶頂のフランスのロックスターがシチリア島で姿を消した。身代金の要求は無く、死体も見つからない、謎の失踪だった。が実は、その二年前に北フランスのカレーで2人のチンピラが、マフィアの金を盗んで逃走するという事件と、関係があったのだ。この二つの出来事を結ぶのが、金を盗まれたマフィアだった。チンピラとロックスターとマフィア、それぞれが欲望と人生をぶつけあったとき、物語は思わぬ方向に転がって行く。
主役となる人物が皆、泥棒というか犯罪に関わっている割には、暗さや凄惨さはない。かといって、ユーモラスな犯罪小説でもない。暴力や陰謀が繰り広げられるのだが、そのシーンが乾いているのである。それはきっと、チンピラ、ロックスター、マフィアのそれぞれが人生に何かを引きずっており、なおかつ自由な生き方を希求し、実現させようとしているからである。
文庫本で500ページの分量、元の文体の読みにくさ(訳文は上手い)もあって、読み通すには体力が必要だが、読んで損が無いことは確かだ。ミステリーというより成長物語ファンにオススメだ。

iisan
927253Y1

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2
(5pt)

面白かった!

文章が非常に読みやすく、テンポもいいのでスラスラ読めました。初めから日本語で書かれたかのような自然な訳なので、翻訳物が苦手な方にもオススメです。ストーリーも面白く、人物描写も心理描写も良かったです。隠れた名作だと思いました。
その先は想像しろ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: その先は想像しろ (集英社文庫)より
4087607232
No.1
(5pt)

想像…しろと言われてしたけれど。

冒頭の数ページを読んで購入を決めた。読み進める内に、後味が悪くなりそうな予感が濃厚になってきた。
 特に第3部の途中からは、このまま陰惨なシーンが連続して起こる気配が充満していた。
 ところが。
 想像した以上の爽やかなラストが待ち受けていた。すべて丸く収まったわけではないが、じんわりと希望がしみ出てくる終わり方だった。
 この作者の著書は初めて読んだが、他の作品も読みたくなった。
その先は想像しろ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: その先は想像しろ (集英社文庫)より
4087607232

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