眼の壁

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初版刊行(参考)
種別
長編
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3,612回
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1
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あらすじ

1971年03月30日 眼の壁 (新潮文庫)

白昼の銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた三千万円の手形詐欺。責任を一身に負って自殺した会計課長の厚い信任を得ていた萩崎は、学生時代の友人である新聞記者の応援を得て必死に手がかりを探る。二人は事件の背後にうごめく巨大な組織悪に徒手空拳で立ち向うが、せっかくの手がかりは次々に消え去ってしまう…。複雑怪奇な現代社会の悪の実体をあばき、鬼気迫る追及が展開する。(「BOOK」データベースより)

評判

眼の壁の評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.00pt

眼の壁の総合評価:

7.69/10点 レビュー 32件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.31
(4pt)

読みやすく、情景も細かい

普段は高杉良や真山仁等の経済小説を読んでいますが、初めてミステリーに挑戦
松本清張ならではなのか、情景が細かく描写されており楽しめた
ページあたりの文字量も少なく、初めてのミステリーとしてもおすすめできます
眼の壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 眼の壁 (新潮文庫)より
4101109176
No.30
(4pt)

読みやすく、情景も細かい

普段は高杉良や真山仁等の経済小説を読んでいますが、初めてミステリーに挑戦
松本清張ならではなのか、情景が細かく描写されており楽しめた
ページあたりの文字量も少なく、初めてのミステリーとしてもおすすめできます
眼の壁 (カッパ・ノベルス 11-2) Amazon書評・レビュー: 眼の壁 (カッパ・ノベルス 11-2)より
4334030025
No.29
(4pt)

読みやすく、情景も細かい

普段は高杉良や真山仁等の経済小説を読んでいますが、初めてミステリーに挑戦
松本清張ならではなのか、情景が細かく描写されており楽しめた
ページあたりの文字量も少なく、初めてのミステリーとしてもおすすめできます
眼の壁―長編推理小説 (1960年) (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 眼の壁―長編推理小説 (1960年) (カッパノベルス)より
B000JAPTMK
No.28
(4pt)

読みやすく、情景も細かい

普段は高杉良や真山仁等の経済小説を読んでいますが、初めてミステリーに挑戦
松本清張ならではなのか、情景が細かく描写されており楽しめた
ページあたりの文字量も少なく、初めてのミステリーとしてもおすすめできます
眼の壁―長編推理小説 (1958年) Amazon書評・レビュー: 眼の壁―長編推理小説 (1958年)より
B000JAVYN8
No.27
(5pt)

『点と線」と同時期に作品、推理小説作家松本清張の初期作品として、味わい深い!

本書は、松本清張の初期のミステリー小説で、『週刊読売』に1957年4月から年末まで連載された作品。推理小説作家へと軸足を移しつつある時期の作品である。松本清張は同年2月から『旅』で『点と線』を連載した。1958年2月両作品が単行本として世に出た。  

 当時私は中学一年生、会社勤めの長兄の書棚のこれらの作品にこっそり読み耽った。後年、英国ミステリーのフアンになったのも、少年時代に遭遇した松本清張の社会派ミステリーの魅力の虜になったからだ。

 今年の夏休みの読書リストに本書を入れた。後の作品に比べると、まだ、推理作家としての未成熟さも感じる。本来は警視庁の捜査2課の刑事が主人公になるべき手形詐欺事件であるが、大手メーカーの経理課長が詐欺に遭い、自責の念に駆られて、自殺を遂げる。その部下が上司の仇討ちのために、旧友の新聞記者と共に、事件の黒幕の右翼の大物を追い詰めていくという奇想天外な展開である。

 亡くなった経理課長の責任を叱責したことで自責の念に駆られる社長以下が、主人公の経理マンの「捜査」活動のための休暇を容認するなど、当時の企業の運命共同体的な性格が描写されている。筋立ては、後の成長作品と比べると随所に甘さも感じるが、当時の警察や新聞社の人々の仕事の綿密さや精度の深さやチームワークぶりも作品から読み取れる。

 初版あとがきで、著者は、本書が原稿用紙600枚となった、と述べているが、65年ぶりに再読して、読み始めてから、最後まで読み続させられた。著者の筆力はさすがだと思った。ひさしぶりに、本を読み耽った。著者は作品を構成する上で、動機と人間性や社会性を尊重している。

 給仕や、印刷工から身を起こし、朝日新聞西部本社に勤務、『西郷札』が直木賞候補になり『或る「小倉日記」伝』で1953年に芥川賞を受賞した著者の作品には、社会のどうしようもない貧しさに翻弄される庶民への熱い眼差しと、困窮する大衆の苦しみに目もくれずに権力や富を享受する人々への激しい憤りが見え隠れしている。
眼の壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 眼の壁 (新潮文庫)より
4101109176

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