双頭の悪魔

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初版刊行(参考)
種別
長編
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88
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あらすじ

1999年04月01日 双頭の悪魔 (創元推理文庫)

他人を寄せつけず奥深い山で芸術家たちが創作に没頭する木更村に迷い込んだまま、マリアが戻ってこない。救援に向かった英都大学推理研の一行は、大雨のなか木更村への潜入を図る。江神二郎は接触に成功するが、ほどなく橋が濁流に呑まれて交通が途絶。川の両側に分断された木更村の江神・マリアと夏森村のアリスたち、双方が殺人事件に巻き込まれ、各々の真相究明が始まる…。(「BOOK」データベースより)

評判

双頭の悪魔の評価:

7.43/10点 レビュー 23件。 S ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.43pt

双頭の悪魔の総合評価:

7.78/10点 レビュー 121件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(3pt)

双頭の悪魔の感想

600ページを超える小説である。
当方、この程度は全く気にならないばかりか、これくらいの分量が好みであるが、この本は少々しんどかった。
読み終わっての感想だが、やっぱり、当方この手の謎解き小説は体質に合わないのであろう。
どうしても、謎解きが目的で筋書きが組まれたようで、小説や登場人物の心情にのめり込めない。
無機的に様々な事実が羅列されて、そこから解答を見つ出す作業を行っているような感覚である。
やっぱり、ハラハラ・ドキドキ・ワクワク・ゾクゾクが無いと、私は駄目なようだ。
今後はこのサイトのランキングを参考にする際は、その辺も考慮して選択すべきと今回学んだ。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.1
(3pt)
【ネタバレかも!?】 (4件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

双頭の悪魔の感想

木更村の情景が、全く浮かばない。何よりもこの登場人物たちから『生』が感じられない。本格だから…? 文庫で700ページ弱、長かった。『そして(最初から)誰もいなかった』

板野いつら
49HU567D

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.98
(2pt)

ちょっと長いような気がする

レビューが高かったので買ってみたけど自分には合わなかったです。
ページ数が多いわりには読みやすかったけど話の進みが遅く感じたのとマリアの人物像があまり好きになれなかった。
読んでいてちょっと怪しいと思う人物は何人かいたもののどれも読者への挑戦状の前には分かったし、最後の挑戦状の
人物は理由もあわせて事件が起きたときになんとなく分かってしまったので答え合わせをする感じで読み進めた。

シリーズの順番通りではなくレビューが一番高かったこの作品を最初に読んで気に入ったら他の作品も読もうと思っていたがマリアがあまり好きではないと思ったので他の作品は読む気にはならなかった。
双頭の悪魔 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036
No.97
(5pt)

もうひとつの新しいロジックが組み込まれています

有栖川有栖の第1作である『月光ゲーム』が作者28歳。第2作である『孤島パズル』が作者29歳。そして本作は32歳の時の作品です。ここまでの作品は各々完結していますが、時系列的になっていて次の作品に影響を残す作風になっています。この作品では、『孤島パズル』で相当のショックを受けてしまったマリアがいなくなってしまったことからスタートします。

この作品もエラリー・クイーンの影響を受けていて、クローズド・サークル物で「国名シリーズ」に倣って「読者への挑戦」が挿入されています。そして本作では、もうひとつの新しいロジックが組み込まれています。

江神・望月・織田・アリス・マリアこの5人の化学反応が有栖川有栖作品の心臓部と思える楽しさを作品に加えてくれています。学生時代に帰ったような気持ちにさせてくれとともに、どこか島田荘司の作品の御手洗と石岡くんの横浜時代の会話の楽しさを思い出させてくれます。

有栖川有栖の作品で最も評価されている作品のひとつで絶対に読み逃しできない一冊です。
双頭の悪魔 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036
No.96
(1pt)

相変わらず動機がバカバカしい

この人の作品でダントツの高評価だから期待して読んだけど月光ゲーム級の駄作と言っていいと思う

叔母の遺産が欲しいから交換殺人を了解した←なら叔母を殺せよw婚約者が現れるたびに殺すんか?w何の恨みもない人間を殺すのに弱すぎる根拠と動機。いやそれだけ建造物に対する思い入れがあったのだ、と言うのであれば、なおさら叔母を殺すべきだろw

匂いを辿って殺した!←部屋の中じゃあるまいし広大な鍾乳洞のどっから匂いが漂ってくるなんてわかるわけないだろ。傘に吹きかけた程度の香水を辿れる人間なんていねえよw明かりを追いかけることができなかった=匂いを辿った!って本気で言ってんのか?と思った。

婚約発表からの3日で2人の人間に殺人を決意させる交渉術←しかも1人は電話でwネゴシエーターにでもなれば?

手紙の通信←そんなややこしい連絡手段を取らなくても、ポストの中に通信文を投函するだけで済むだろwこの作者はこの通信ロジックを考える途中で一度もなんでこんなめんどくさいことしてるんだろ?と思わなかったのかな?女将に頼んだことも、この手段を選んだこともなーんにも妥当性がない。そうしなければいけなかった、という理由が1つもない。作者が郵便局員の犯行を暴露する方法を思いつかなかったから、郵便局員の知能を下げてこんな連絡手段を設けた、以上の理屈がない。つまり作者の力量が足りない分この無意味な連絡手段とその論理を我々が読まなければいけなかった。時間を返してほしい

本筋には関係ないけどマリア視点の文章がほんとに気持ち悪かった。なんというか、女の作家が描く男キャラがBL風になるのと同じ現象を感じた。女ならみんな気持ち悪く感じるんじゃないかなチー牛は喜んで読みそうだけど

もうこの人の作品を読むことはないでしょう。エラリー・クイーンに憧れてるようだけど、あなたの論理性には何の意味もないんですよ、ということを伝えてあげたい
双頭の悪魔 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036
No.95
(3pt)

タイトルの付け方は上手い

昔から気になっていた作品をようやく読んだ。
とにかく長い・・・そして読後の充実感はあまりない。
軽口で緊張感がなく、設定に色々無理があり、状況証拠でどうにかする所もイマイチ。
ただ、タイトルの付け方は上手い。なるほど、と唸らされた。
双頭の悪魔 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036
No.94
(5pt)

秀作

『月光ゲーム』から『捜査線上の夕映え』、『狩人の悪夢』とイレギュラーな流れで読んだ『双頭の悪魔』。これは掛け値なしに面白かった。豪雨のために橋が流され分断された二つの村を「双頭」と暗喩したり、逆立ちをする舞踏家の足影を「双頭」(のような)と描写したり、タイトルに含みがある。小さな謎が連鎖のように膨らんでいき、点と線が繋がって、最後の最後まで飽きさせない。数多くの登場人物を混乱もなく書き分けて、性格も行動も矛盾なく読ませるのは相当の力。発刊が1999年で、ネットが普及する前の小道具が伏線で使われていたり、古さを感じる部分もあるが、それも四国の山奥(のそのまた奥深く)ということで気にならない。犯人は途中でピンときた。シリーズを逆行するが、これなら『孤島パズル』も読んでみようかと思わせる秀作。
双頭の悪魔 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036

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