最後のトリック

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種別
長編
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2
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75
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あらすじ

2014年10月07日 最後のトリック (河出文庫)

「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックのアイディアを、二億円で買ってほしい―スランプ中の作家のもとに、香坂誠一なる人物から届いた謎の手紙。不信感を拭えない作家に男は、これは「命と引き換えにしても惜しくない」ほどのものなのだと切々と訴えるのだが…ラストに驚愕必至!(「BOOK」データベースより)

評判

最後のトリックの評価:

5.30/10点 レビュー 10件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.30pt

最後のトリックの総合評価:

4.79/10点 レビュー 123件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(7pt)

最後のトリックの感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.2
(7pt)

最後のトリックの感想

この数年、推理小説、あるいはそれに近い本を多くはないですがそれなりの数を読んできて、様々な犯人たちを見てきました。
単なる人殺しであったり、あるいは読者に語り掛ける語り部であったり、あるいは死人が犯人なんてのもありました。
そういった犯人達がいる中、読者が犯人という奇抜な発想は想像すらしておらず、この作品には少なからず興味を惹かれたのです。
そういう思いもあり、期待を大にして読み始め、読了後確かに、「私が犯人だ」と思いました。
物語全体に暗く、不安にさせる雰囲気が漂う中、香坂誠一から送られてくる不思議な手紙に気を取られ、最後に自分が犯人にされる。
個人的に、かなり完成された作品であると思います。超心理学的な話のやり取りもこの雰囲気の要因の一つなのではないでしょうか。
もちろん、万人に受ける作品など存在せず、つまらないと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、この本を読み終わったとき、犯人が自分であると思うことは、おそらく間違いありません。
たとえ100年後であろうと、またはタイムマシンで100年前にこの作品をも持って行っても、この作品を読んだ瞬間にその読者は犯人になるのです。

LN
XL1SRHRZ
No.1
(7pt)

最後のトリックの感想

あからさまに読者との取っ組み合いを期待させるタイトルが好きで、つい買ってしまった。シュレディンガーさん家の猫の話かなあ、と鼻をつまみながら読み始めて、終いに椅子から転げ落ちていた。
たまらなく愛おしい。私が人間であることを肯定してくれた初めての作品。


▼以下、ネタバレ感想

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スチーブン
AD2904SR

Amazonレビュー

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未読の方はご注意ください

No.113
(5pt)

犯人は私でした

マジで犯人は私でした
ちょっとトリックに納得のいかない部分もあるかもしれないけど、それでも発想がすごいと思った
是非とも読んでみてください
最後のトリック (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 最後のトリック (河出文庫)より
4309413188
No.112
(5pt)

おもしろい

いい
最後のトリック (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 最後のトリック (河出文庫)より
4309413188
No.111
(2pt)

疲れました

なかなか読み進めることができなかった。疲れました。最後は、そう来たかと納得したけれど、それほどの驚きはなかった。
最後のトリック (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 最後のトリック (河出文庫)より
4309413188
No.110
(3pt)

これはありなのか??

こんなもんかなって感じであんまり期待しない方がいいです。
最後のトリック (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 最後のトリック (河出文庫)より
4309413188
No.109
(4pt)

不遇を共有された後味の悪さ

読み進めるうちに犯人にさせられそうだ、という“不安”が募って、途中で読むのをやめようかと思った瞬間が何度かあった。やっぱ犯人になりたくないなあ、と。なんとか最後まで読み、犯人には“なった”と言っておきましょう。その点は恐れていたよりは読後感は悪くはありません。
トリックとして、ということを評価するには、肩の力を抜いて読んでいたので、あまり意見はありません。
ただ、手紙の主と、その周りの人について、もやもやしています。
私はアガサ・クリスティーが好きで、その人物描写は何度読んでも面白い、と感じるのですが、その作品の中に「杉の柩」という、メロドラマの印象の強い作品があります。なんだかそのラストを思い出していました。

以下ネタバレです。

手紙の主と関係してる人としては、語り手である作家。カルロス。妻。幼少期の思い出を綴った文章に出てくる少女、恵利佳。がいる。そこはミステリーらしく、匂わせていたのかもしれませんが、作家が実は恵利佳なのか?と思いながら読んだり、保険外交員が恵利佳なのか?と思ったり。手紙の主が、書き手なのだろうか?と思いつつ、叙述トリックとしてもそれはなさそうだ、と思い直したり。
そのどれでもなく、覚書にあったように、また果たせなかった夢としての恵利佳、の描写、亡くなった際の事故の描写にも、不可解で不気味なものを感じている。ちょっとわけのわからないどろっとした感情を思わせる。
最後の手紙で、あれだけ、思慕を寄せていた恵利佳は、見つけられなかった星として片付けて、ほんとに愛する妻と子を守れた、というのがこの小説で、トリックを利用して言いたかったストーリーなのだろうか。それは美しい話なのだろうか。

また、1日加入日がズレていて、保険金を家族に残せなかったおじいさんの話が、手紙ではない箇所に出てきますが、最後の手紙には、そのおじいさんでないものの、保険金を家族に残そうとして失敗した人を犬死にと書いてある。そこまで言う必要があるのだろうか。

レビューを寄せてるひとたちには、こんな特殊能力はどうなのだ、ということを批判してるけど、ひとり、こんな方がいた。つまり、SNS炎上で読者が犯人になることがある、と。これは社会批判であり批評であって、とても面白い視点だ。
手紙に出てきた、、、作文をみんなの前で駄文として読み上げた女教師。この人物のくだりも気になるところだ。その女教師のことを糾弾したかったのだろう。人に心の内を晒されること≒殺されることの暗喩なのかもしれない。
特殊能力と言ってるけど、繊細な人間が無自覚な読者やSNSのフォロワーによって傷つけられることを、言いたかったのだろうか。

ひょっとしたら、手紙の主にとって過去の女たちへの、鬱屈とした感情を、晒すことが目的だったんだろうか。最後の手紙を読めば、気持ちは救われる、と書いてるけど、読めば読むほど、この手紙の主の不遇への恨みに付き合わされたことが後味悪いだけだ。
作家いや、作者のねらいはそこにあるのか。

姉妹の超能力みたいなトリックで、なにかを訴えてるんじゃないかとすら思う。
あやしく感じている。これも作者にまんまとやられているとは言える。
最後のトリック (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 最後のトリック (河出文庫)より
4309413188

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