最後のトリック

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種別
長編
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あらすじ

2014年10月07日 最後のトリック (河出文庫)

「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックのアイディアを、二億円で買ってほしい―スランプ中の作家のもとに、香坂誠一なる人物から届いた謎の手紙。不信感を拭えない作家に男は、これは「命と引き換えにしても惜しくない」ほどのものなのだと切々と訴えるのだが…ラストに驚愕必至!(「BOOK」データベースより)

評判

最後のトリックの評価:

5.30/10点 レビュー 10件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.30pt

最後のトリックの総合評価:

4.79/10点 レビュー 123件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(3pt)

最後のトリックの感想

なんか既読感があるなぁ・・・と思っていたら、メフィスト賞を受賞したデビュー作「ウルチモトルッコ」の文庫版だった(泣)
改題しただけでなく改稿もしているらしいですが、「ウルチモ」を読んだのは4年も前の話ですので、どこがどう改稿されたのかは当然分かりません。
というか、「これ、ウルチモトルッコ」じゃねーかよ、って気づいたのすら半分くらい読んだ後でしたので・・・
それまでは「また、このトリックに挑戦してるのかよ。好きだなー深水さん」って思ってました(呆)
「読者が犯人」というトリックに真摯に取り組んだ作品として、一読の価値はあると思いますが二回読む必要はなかったわな(大泣)

同じ毛色の作品なら「虚無への供物」の方が全然納得できますね。

梁山泊
MTNH2G0O

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.113
(5pt)

犯人は私でした

マジで犯人は私でした
ちょっとトリックに納得のいかない部分もあるかもしれないけど、それでも発想がすごいと思った
是非とも読んでみてください
最後のトリック (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 最後のトリック (河出文庫)より
4309413188
No.112
(5pt)

おもしろい

いい
最後のトリック (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 最後のトリック (河出文庫)より
4309413188
No.111
(2pt)

疲れました

なかなか読み進めることができなかった。疲れました。最後は、そう来たかと納得したけれど、それほどの驚きはなかった。
最後のトリック (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 最後のトリック (河出文庫)より
4309413188
No.110
(3pt)

これはありなのか??

こんなもんかなって感じであんまり期待しない方がいいです。
最後のトリック (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 最後のトリック (河出文庫)より
4309413188
No.109
(4pt)

不遇を共有された後味の悪さ

読み進めるうちに犯人にさせられそうだ、という“不安”が募って、途中で読むのをやめようかと思った瞬間が何度かあった。やっぱ犯人になりたくないなあ、と。なんとか最後まで読み、犯人には“なった”と言っておきましょう。その点は恐れていたよりは読後感は悪くはありません。
トリックとして、ということを評価するには、肩の力を抜いて読んでいたので、あまり意見はありません。
ただ、手紙の主と、その周りの人について、もやもやしています。
私はアガサ・クリスティーが好きで、その人物描写は何度読んでも面白い、と感じるのですが、その作品の中に「杉の柩」という、メロドラマの印象の強い作品があります。なんだかそのラストを思い出していました。

以下ネタバレです。

手紙の主と関係してる人としては、語り手である作家。カルロス。妻。幼少期の思い出を綴った文章に出てくる少女、恵利佳。がいる。そこはミステリーらしく、匂わせていたのかもしれませんが、作家が実は恵利佳なのか?と思いながら読んだり、保険外交員が恵利佳なのか?と思ったり。手紙の主が、書き手なのだろうか?と思いつつ、叙述トリックとしてもそれはなさそうだ、と思い直したり。
そのどれでもなく、覚書にあったように、また果たせなかった夢としての恵利佳、の描写、亡くなった際の事故の描写にも、不可解で不気味なものを感じている。ちょっとわけのわからないどろっとした感情を思わせる。
最後の手紙で、あれだけ、思慕を寄せていた恵利佳は、見つけられなかった星として片付けて、ほんとに愛する妻と子を守れた、というのがこの小説で、トリックを利用して言いたかったストーリーなのだろうか。それは美しい話なのだろうか。

また、1日加入日がズレていて、保険金を家族に残せなかったおじいさんの話が、手紙ではない箇所に出てきますが、最後の手紙には、そのおじいさんでないものの、保険金を家族に残そうとして失敗した人を犬死にと書いてある。そこまで言う必要があるのだろうか。

レビューを寄せてるひとたちには、こんな特殊能力はどうなのだ、ということを批判してるけど、ひとり、こんな方がいた。つまり、SNS炎上で読者が犯人になることがある、と。これは社会批判であり批評であって、とても面白い視点だ。
手紙に出てきた、、、作文をみんなの前で駄文として読み上げた女教師。この人物のくだりも気になるところだ。その女教師のことを糾弾したかったのだろう。人に心の内を晒されること≒殺されることの暗喩なのかもしれない。
特殊能力と言ってるけど、繊細な人間が無自覚な読者やSNSのフォロワーによって傷つけられることを、言いたかったのだろうか。

ひょっとしたら、手紙の主にとって過去の女たちへの、鬱屈とした感情を、晒すことが目的だったんだろうか。最後の手紙を読めば、気持ちは救われる、と書いてるけど、読めば読むほど、この手紙の主の不遇への恨みに付き合わされたことが後味悪いだけだ。
作家いや、作者のねらいはそこにあるのか。

姉妹の超能力みたいなトリックで、なにかを訴えてるんじゃないかとすら思う。
あやしく感じている。これも作者にまんまとやられているとは言える。
最後のトリック (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 最後のトリック (河出文庫)より
4309413188

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