みずは無間
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あらすじ
土星探査というミッションを終えた俺は、やがて太陽系を後にした―予期せぬ事故に対処するため無人探査機のAIに転写された雨野透の人格は、目的のない旅路に倦み、自らの機体改造と情報知性体の育成で暇を潰していた。夢とも記憶ともつかぬ透の意識に立ち現われるのは、地球に残してきた恋人みずはの姿だった。法事で帰省する透を責めるみずは、就活の失敗を正当化しようとするみずは、リバウンドを繰り返すみずは、そしてバイト先で憑かれたようにパンの耳を貪るみずは…あまりにも無益であまりにも切実な絶対零度の回想とともに悠久の銀河を彷徨う透が、みずはから逃れるために取った選択とは?第1回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
みずは無間の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
みずは無間の総合評価:
7.55/10点 レビュー 22件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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本作の素晴らしいところは、大宇宙・AI・非人類知生体・次元と絡めた宇宙論など、多くのSF要素に、一組の男女のありようを織りなしたところにある。
そう「織りなした」ということがぴったりで、物語の中の物語は軽やかに距離も時間も乗り越えてシームレスにつながる。
こういう方法をとると、文意の散乱とともに、意味をくみ取ることがむつかしくなるはずだが、読者も軽やかに時空を超えたストーリーに引き込まれていきます。
デビュー作ということもあって、相当時間をかけて練られた作品だと思います。
ところで、この作品と同時に評価の高い『プロジェクト・フェイル・メアリー』を読んでいるのですが、中盤までは多くの類似点が見られて、興味深かったです。あちらはいかにもアメリカSF、映像を重視した正統派という感じでしたが、私は本作のほうが数段上の作品だと感じました。