水底の棘 法医昆虫学捜査官

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種別
長編
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あらすじ

2016年08月10日 水底の棘 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)

第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。東京湾・荒川河口の中州で彼女が見つけた遺体は、虫や動物による損傷が激しく、身元特定は困難を極めた。絞殺後に川に捨てられたものと、解剖医と鑑識は推定。が、赤堀はまったく別の見解を打ち出した。捜査本部の岩楯警部補と鰐川は、被害者の所持品の割柄ドライバーや上腕に彫られた変った刺青から、捜査を開始。まず江戸川区の整備工場を徹底して当たることになる。他方赤堀は自分の見解を裏付けるべく、ウジの成長から解析を始め、また科研から手に入れた微物「虫の前脚や棘」によって推理を重ねていった。岩楯たちの捜査と赤堀の推理、二つの交わるところに被害者の残像が見え隠れする!(「BOOK」データベースより)

評判

水底の棘 法医昆虫学捜査官の評価:

7.00/10点 レビュー 6件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

水底の棘 法医昆虫学捜査官の総合評価:

8.69/10点 レビュー 32件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(6pt)

水底の棘 法医昆虫学捜査官の感想

今回も赤堀の行動と話が良かった。
地味な事件を地味に捜査する刑事ものに
とんでも先生が絡み面白いシリーズです。
前作にもありますが
変なサスペンスもどきが最後にありますが
あたしには不要に感じられます。

jethro tull
1MWR4UH4
No.1
(5pt)

水底の棘 法医昆虫学捜査官の感想

事件現場の虫の生態から事件を捜査していく法医昆虫学捜査官シリーズの第3弾。
本作では水死体を扱っており、過去作とは違う水に関連した虫の展開で、新たな場を作ったと感じました。虫に関しての薀蓄と、登場するキャラクター達のやりとりは今回も楽しませて頂きました。

点数が低い気持ちとしては、今回は虫に関する刺激が弱め。事件発生の序盤と終盤の解決は虫に関する話でシリーズとして特徴的なのですが、中盤の事件捜査については虫があまり関係していなくて、普通の警察小説を読んでいる気分でした。

虫についての表現も大分落ち着いて淡泊になってます。
1作目では、ウジの表現をウニョウニョと気持ち悪く描いていて、その気持ち悪い虫の話の土台があってこそ、明るいキャラの赤堀が輝いていたり、皆が嫌がる虫から事件が解決する気持ちよさがあったりしたのですが、今作では虫の気持ち悪さがサッパリなくなっているので、なんというかギャップの面白さや個性的な要素が弱まり、よくある警察小説に感じてしまった気持ちでした。

気持ち悪いのが苦手な読者もいますし、今作ぐらいの表現ならTVドラマ向けだなと感じたりと思うところですが、個人的には何か物足りなさを感じました。

とはいえ、虫の捜査や登場キャラの楽しさは安定なので次作も期待です。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

Amazonレビュー

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No.26
(5pt)

荒川の下流の死体。上流から流れ着いたか?海から来たのか?

法医昆虫学者の赤堀涼子が活躍するシリーズの第3作。
 11月12日火曜日、朝6時過ぎ、大吉昆虫コンサルタントの辻岡大吉30歳。法医昆虫学者赤堀涼子36歳の弟子である。日本人とウズベキスタンのハーフ。カッパのような防塵マスクと透明なゴーグルをつけた、つなぎを着ている。江戸川区の役人と一緒に東京湾の荒川の河川敷で害虫駆除をしている。

 川は生物化学酸素要求量が7ppmで、セスリユスリカが大発生している。死骸が多いだけでなく、これらがアレルゲンとなって、気管支喘息を引き起こす。ユスリカは、殺虫剤抵抗性を身につけているので、殺虫剤では効かない。

 ユスリカは、羽音によるコミュニケーションを発達させて、メスの羽音は270ヘルツの周波数を流していて、音響トラップで、オスを集めて、一網打尽。オスを減少させることで、受精率を減らす。大吉は、生態系に影響しない音響トラップを発明し、特許も出願しているのだった。
 その仕事を手伝いに来た赤堀涼子。

 そのトラップに、オオクロバエが引っかかった。さらに、ホオグロオビキンバエが見つかった。そのハエたちは、死臭を嗅ぎつけて飛んできた。ホオグロは夏場にしか生息できないのに、この冬場に湧いているのはおかしいと赤堀涼子は不思議がり、それを追いかけるとウジ虫がたかった上半身が裸の男の死体を発見。その死体には、カラスとオオクロバエとホオグロオビキンバエが群がっていた。

 赤堀涼子は、捜査1課警部補の岩楯刑事に連絡した。岩楯刑事と南湾岸署の鰐川宗吾と合流。
 司法解剖医の九条和人先生は、絞殺死体で、死後60時間以上と見立てた。死体の遺留品が割柄ドライバーがポケットに入っていた。気管支や肺から砂とケイソウなどの微物が見つかった。絞殺後に川に捨てられたと推理する。死体には、刺青があったが、真皮のみで、蛍光インクが使われていた。岩楯たちは、その刺青を探る。絞殺された男の身元を探る。刺青の蘊蓄が素晴らしい。作者は細かいところまで気を配る。

 赤堀涼子の見立ては、クロバエ科の発育期間が、12日、その後蛹になって、大体17日で成虫になる。
食物連鎖は、屍肉食種の昆虫から、甲虫、クモ類、を巻き込んでいく。
 赤堀涼子は、ホオグロオビキンバエが夏しか発生しないのに、冬に産卵孵化し、生存していたのか?だった。そして、赤堀涼子は、死体は川から流れてきたのではなく、海から流れ着いたと推理する。塩分濃度が、昆虫の生育に関係する。

 なぜ、海なのか?カマキリの脚が死体に付着していたが、そのカマキリの脚は、トラフシャコだった。トラフシャコをめぐって、事件は解決する。いやはや、赤堀涼子、すごいぞ。岩楯刑事を助けるために、冷たい海に飛び込む。さらに司法解剖医の見解を覆す大活躍。うまく、役者が配置している。
水底の棘 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水底の棘 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)より
4062933551
No.25
(5pt)

面白い

赤堀ら2人が水死体を見つけたという衝撃的な始まり。また岩楯と鰐川のコンビが見れて最高だった。赤堀はいろんなことを調べていくが死体についていたカマキリらの生物をきっかけにそれがシャコとイソメの仲間だということに気づく、死んだマサキが海から川に流れ着いたと発見する。漁師見習いのかわいそうな子供を陥れるマサキは極悪人だった。岩楯と鰐川が海に落とされたが助かってよかった。
水底の棘 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水底の棘 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)より
4062933551
No.24
(5pt)

特に問題無し

特に問題無しで良かったです。
水底の棘 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水底の棘 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)より
4062933551
No.23
(5pt)

海の中でも

海が相手でも最高!!
水底の棘 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水底の棘 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)より
4062933551
No.22
(5pt)

海の中でも

海が相手でも最高!!
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4062190524

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