密室の王
- 監禁 (96)
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目が離せませんでした。読中読後、嫌な気分になることもなく楽しめました。 | ||||
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タイトルを見て「密室殺人の本格ミステリ」だと思い購入したが、「密室監禁サスペンス」であった。 ミステリ色は薄く、かといって同じく密室監禁もののキング「ミザリー」ほどのホラー色も薄い。 しかし、ジェットコースターサスペンスとしては出色であり、間違えて買ったが満足度はまずまず。 完全悪の「公爵」を名乗る人物と、過去の監禁事件の被害者で主人公「リーヴ」の対決が物語の主題。 中盤以降の両者の視点が交互に入れ替わる描写がとてもスリリング。 このままハッピーエンドで終ると見せかけて・・・あのラスト。 アメリカのサスペンス小説だなあと思わせる、日本の小説では味わえない疲労感が読了後に待っている。 訳はクリスティー「アクロイド殺し」の羽田詩津子さん、安定感抜群! | ||||
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近年もよくある「監禁事件」 密室というタイトルからサイコっぽいイメージか…というとまったくそうでない。 監禁事件の被害者が別の被害者をいたわるという、心理的要素の強い作品。 翻訳もすっきりとしており、一気読みできて面白いんだけど、個人的に最後の終わり方がもう一つだったかなと… でも、読んで損はありません | ||||
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何ともうまいプロローグだ。監禁した少女をより監禁しやすい場所に移動させようとしたが、予想外の事が起こって失敗する。それから少しだけギクシャクするが、丁寧な描写がこの作家の特徴で、登場人物の配置が頭の中で整理されると、俄然読み易くなる。 監禁事件の被害者の女性・リーヴが、新たな犯人に迫っていくのだが、プロットの良さ、サスペンス性に優れていて、中盤以降はこの本に手もなく牛耳られていく。公爵と呼ばれる人物の完璧な手口と、素人っぽい捜査のリーヴとの対比が読ませる。 そしてラストの緊迫感。話がほぼ解決しているとはいえ、ページ数が少しあるので、イヤな予感がしたが、やはり対決が待っていたのだ。伏線の効果、その見事さは読んでもらうしかない。 余談。P113に「アビーとハンナはしかるべき場所にちゃんと閉じ込めてあるし、彼らをまぬけなヴァンダーホルトと結びつけるものは一切ない」と書かれているが、アビーとハンナは誘拐された少女なのだから、ここは「彼ら」ではなく「彼女ら」が正確な訳でしょう。 | ||||
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久しぶりに面白い海外翻訳ミステリー。二転三転のストーリー、残酷で狡猾な犯人…久しぶりにドキドキするような作品だった。 主人公の22歳のリーヴは誘拐監禁事件から生還した過去を持つ。彼女が犯罪被害者専門のカウンセラーから別な誘拐監禁事件の被害者少女の心のケアを頼まれる…正体を見せずに暗躍する犯人…リーヴは真犯人に辿り着く事が出来るのか。 ジョナサン・ケラーマンとトマス・ハリス、デイヴィッド・マーチンを足したようなミステリーであり、久しぶりに海外翻訳ミステリーの秀作を堪能した。 カーラ・ノートンの名前に記憶があると思ったら、クリスティン・マクガイアと『完璧な犠牲者』を共同執筆した作家だった。この作品を読めば、それも納得出来る。 | ||||
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