一人きりの法廷
登録されているタグ
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
0.00pt
0.00pt
Amazon平均点
3.67pt
楽天平均点
5.00pt
みんなの オススメpt 自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク[?]
-
↑現実的
0.00pt
0.00pt
←非ミステリ
0.00pt
ミステリ→
0.00pt
↓幻想的
初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
956回
お気に入りにされた回数
0回
読書済み登録回数
0回
- このページのURL
あらすじ
外部リンク
※特設サイト・著者サイトなど
評判
一人きりの法廷の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
一人きりの法廷の総合評価:
7.33/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
前作ではローマを離れ、遥か遠方ブリタニア(今のイギリスですね)まで家族総出で仕事に出ていたファルコ一家。ようやくローマに帰って来て、簡単な仕事から復帰とおもいきやいきなりローマらしいといえばローマらしい大訴訟合戦に巻き込まれてしまいます。標的にされているのは、とあるローマの元老院貴族。息子が造営官という仕事をしているのをいいことに、父親がゼネコンから大量に賄賂をもらっていたという今の時代にもありそうな収賄事件で訴えられていた父親が死亡。自殺であれば、財産の没収等が免除されていたローマでは、こういう訴訟になると財産を家族に残す為に自殺することもしばしばあったそうで、最初はそうかと思われていたが、実は自殺ではないのではいないか、しかも家族が彼を殺したのではないかとローマでも有名な弁護士が立場を次々に入れ替えながら、この貴族一家を訴訟の対象にしていきます。古代ローマでは、裁判に勝てば財産の没収分の中から多くが弁護士のものとなるので、弁護士はすきあらば名前を売るため、自分の莫大な利益のために訴訟を起こしていきます。その餌食にされかかっているのがこの家族なのです。しかも、どうやら弁護士たちは裏でつるんでいる様子。
事件に偶然かかわってしまったファルコはちょっとした義侠心といきがかり上から、こちらも裁判を起こして死亡した貴族の息子を助けようとするのですが、、、。
ということで、密偵ファルコシリーズ、今回はがらりといつもと趣きを変えて、法廷ミステリーを繰り広げます。
とはいえ、主人公は今までと同じく肉体派のファルコですから、そうスマートな物語にはなりません。弁護士と張り合うのはそもそも荷が重すぎだし、海千山千の弁護士やどうしたわけだか妙に隠し事の多い家族が相手という勝手の違う世界では、ファルコの持ち味や強さも発揮できません。むしろ彼は神経をくたくたにすり減らします。しかし、妻のヘレナやその兄弟たちを仲間にしても、それでも今回は特になかなか真実には辿り着けず、逆にひどい負債を負う羽目になってしまいます。やはり、慣れないことをするものではありません。
作中の彼らの結果自体もそうだし、小説としての面白さや完成度の方も、法廷ミステリーで挑んでみたものの、不完全燃焼という感じになってしまっています。もともとが面白いシリーズだけに、こういう新しい試みもありといえばありなんですが、たまたまこの一冊をファルコのシリーズの最初に選んでしまうと、ファルコシリーズってそんなに面白くないかもと思われるのではないかなという出来です。なのでお勧め度は低めの5の2でいきます。
本当はすごく面白いシリーズだけに敢えて辛目に採点です。