汚れた守護天使
- プロレスラー (8)
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1992年英国推理作家協会賞シルヴァー・ダガー賞受賞作品です。 1980年「見習い女探偵」で英国推理作家協会賞最優秀処女長編賞受賞。 と、実力派のようですね。 私は調べても彼女のプロフィールが見つけられなかったのですが、宮脇先生のレジュメによると、失読症(知能にはなんの問題もないのに、単語の綴りが読めない学習障害の一つ。ディスレクシア)だそうです。 ”ある年の冬、退屈しのぎに小説を書きはじめたら(字は夫にかいてもらった)、長編が一本完成し、作家の道に入った。”そうです。 ゆえに、読んでいて俯瞰しているような不思議な文体の気がします。 ただしこの作品は女性レスラーのそれも階級社会のあるイギリスの話ですので、主人公のことばははっきり言って汚いです。それが気になる方にはおすすめできません。 | ||||
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このところ、にわか女子プロファンの私。きっかけは『ガイア・ガールズ』という女子プロのドキュメンタリー映画を見たこと。これはキム・ロンジノットというイギリス人の女性映画監督が撮った、日本の女子プロチームの夢と栄光の物語。で、他の国の女子プロはどうなっているのかしらん、とウェブでチェックしました。ブラジルやら、他の国にもあるにはあるらしい。でも、例えばアメリカでは、女の子は闘うよりは、なんだか添え物みたい。つまらん。 そんなときに出会ったんですよ、この本に。エヴァは、イギリスの女子プロレスラー。若くて、痛々しいような強さをもった女の子。長与千種みたいなガタイかしら、なんて想像してみます。ちょっとやそっとで人に小突きまわされない、自立した、強い身体をつくるエヴァ。肉体を鍛え上げていく、ひたすらに自己充足的な快感と、まだ行き場を見出していない繊細な心の不安定さが、危ういバランスを保っているところに、この作品の味わいがあります。文庫しか買わないはずの私だが、邦訳の他の二作品は文庫にあらず。これは仕方がない。方針をまげて買うことにします。 | ||||
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