シャロウ・グレイブズ

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種別
長編
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あらすじ

2003年01月31日 シャロウ・グレイブズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

音もなく飛来したライフルの弾丸はガソリンタンクに命中、車は爆発炎上し、火の玉に包まれた。マーティもその炎の中に…のどかな田舎町へ、相棒のマーティとロケハンに来たペラム。だが何者かが執拗に作業を妨害し、ついにはマーティが命を落とした。保安官は、単純な事故だと片づけようとするが、復讐に燃えるペラムは単身、町に潜む巨大な悪に挑む!映画ロケーション・スカウト、ジョン・ペラム怒りの闘いが始まる。(「BOOK」データベースより)

評判

シャロウ・グレイブズの評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

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平均点7.00pt

シャロウ・グレイブズの総合評価:

6.60/10点 レビュー 5件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.4
(3pt)

ディーヴァーマニア向け

ディーヴァーの初期のシリーズ第一弾。

映画のロケーション・スカウト ジョン・ペラムを主役に据えたミステリ作品である。ペラムは、友人の俳優の死に間接的に関わったことから、脚本家として名声が地に落ちてしまったという過去を持つ。再起を望みながら、ロケハンのため各地を転々とする日々…という設定だ。

とある田舎町に到着した、ペラムと相棒マーティ。何故か執拗な嫌がらせを受け、ついにマーティは酷い死を遂げてしまう。殺人を主張するペラムを取り合わない保安官。ペラムは単独、事件の謎を解くべく、孤立無援の捜査を始める…という展開。

映画製作の舞台裏をチラリと垣間見せるだけで、至ってフツーの謎解きである。意外な真犯人だが、誰であってもおかしくはないというディーヴァーにしては脱力してしまう結末。

『死を誘うロケ地』の改訂版で、マニア向けなんだろうな…。
シャロウ・グレイブズ (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: シャロウ・グレイブズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150795606
No.3
(3pt)

暇つぶしの一冊

かなり読みやすい。濁流のない小川が、さらさらと流れるような感覚だ。あまりに読みやすいので、不動産ブローカーの女性との交流もさほど不自然に感じられない。その女性の不倫にしても、不倫相手が相手だけなのだが、そんなもんかな──と、どこか首肯しがたいながらも、ま、いいかとなる。主人公の命が脅かされた理由も結局、複数あったわけだが、まったくどろどろ感がない。軽妙ではあるが、深みなし、あとになんにも残らない。
シャロウ・グレイブズ (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: シャロウ・グレイブズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150795606
No.2
(4pt)

初期の佳作

ライムシリーズ好きな方にもおすすめします。
シャロウ・グレイブズ (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: シャロウ・グレイブズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150795606
No.1
(3pt)

ケレンのない“普通の”ディーヴァーも、“安心して”読めて、悪くない

ジェフリー・ディーヴァーの<ジョン・ぺラム>シリーズ3部作の第1作。

このシリーズは、もともと’92年からディーヴァーがウィリアム・ジェフリーズ名義で発表したペイパー・バック・ノベルである。それだけに、<リンカーン・ライム>シリーズをはじめとするディーヴァーの他の作品群とは微妙に雰囲気が異なる。

主人公のジョン・ぺラムは、元スタントマンにして元インディペンデント系映画監督で、今は映画のロケーション・スカウト、つまり映画撮影のロケ地探しを職業としている。北米大陸を叉に掛けるカウボーイのような流れ者のぺラムが、旅先で事件に“巻き込まれ”、やむにやまれず敵に立ち向かうというストーリー展開である。

本書の舞台はニューヨーク州北部の田舎町、クリアリー。ぺラムの相棒マーティの乗った車がライフルの弾丸によって爆発炎上し、彼が命を落とす場面からストーリーは始まる。ところが、十分な捜査をすることなく、単純な事故として片付けられてしまう。何者かが人を殺してまで、この町での映画撮影を阻止しようとしているのだ。怒りに燃えるペラムは、真相を究明するべく、町に潜む巨大な悪に挑む。やがてペラムは絶体絶命の窮地へと追い込まれてゆく。

近年のディーヴァー作品のような、“ノンストップ・ジェットコースター・サスペンス”でもなければ、あざといまでの“どんでん返し”は見られない。むしろ、主人公であるジョン・ペラムを軸にしたハードボイルドなヒーロー小説の趣がある。しかし、ミステリーとしてのひねりや意外性が盛り込まれているのはもちろんのこと、事件を通じて主人公の成長が描かれるなど、じっくり読ませるオーソドックスなサスペンスに仕上がっている。

私は、『ボーン・コレクター』でブレイクする以前の“普通の”ディーヴァーを垣間見た気がした。こういう小説も、何となく“安心して”読めて良かった。ケレンのないディーヴァーも、悪くないではないか。
シャロウ・グレイブズ (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: シャロウ・グレイブズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150795606

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