スモールgの夜
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翻訳にものすごく問題あり。 なんだよ「とっても素晴らしい泡のビール」って・・・他にもセンスの無い言葉遣いの押収で読みづらくて途中で辞めました。 登場人物が多く突然当たり前のように出てくるのでお話自体に付いて行くのが大変なのでこうした翻訳だと本当にやる気をなくします。 | ||||
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チューリッヒの町で一月の寒い夜にピーターが刺殺された。それが物語の発端であるが、……。 彼の恋人リッキー。彼に恋していた裁縫師見習いの若い娘ルイーザ。ゲイを毛嫌いしているルイーザの雇い主で裁縫師のレナーテ。ルイーザに恋する美青年テディーなど多彩な人物が登場する。 彼らは、週末には「スモールg」(ゲイの常連客の集まる店)と呼ばれるビアガーデンの「ヤーコプス」に毎日のようにやって来る。 主人公は、リッキーなのか、ルイーザなのか、あるいはレナーテなのか? ピーターが殺された事件から見えない糸に繋がれていたように、人々が繋がり動いていく心理劇といえなくもない。 パトリシア・ハイスミスの遺作であり、死後9年経ってから出版されたそうだけれど、なんとなく頷ける。書きたかったのは人を愛することへの自由ではないだろうか。 | ||||
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ハイスミス最後の長編となったこの作品には、彼女の全てがつまっている。主人公の恋人が何者かに殺され、次々と謎めいた人物が現われ複雑な人間模様を描いてゆくさまは、むしろ典型的な王道ミステリーと言えるのだが、秀逸なのはその「結末」である。もちろんここで結末を明かすことはできないが、安物の奇想天外な謎解きで終わる作品ではないということだけは言っておきたい。ミステリの名手として長い作家生活を送った末にたどり着いた境地、そんなものが、この作品には込められている。 読後、「謎」とは殺人事件やトリックではなく、この「現実」、「日常」そのものなのではないかと、そう思えてならなかった。 | ||||
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