青春の守護者
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本書は森村誠一氏の比較的珍しいエンターテインメント小説です。 舞台は日本ですが内容はグローバル的であり、読み手に興味を抱かせる物語になっております。 登場人物像も分かり易く、複雑に絡み合うような推理小説ではありません。 元エリート自衛官の羽月数也を中心に組まれた精鋭のボディガード達がある依頼人の家族の護衛を守りつつ、日本の強力な暴力団や国際的なテロ組織らを相手に立ち振る舞う活劇調の物語で、スケール感があります。 しかしながら、どこか無理筋に見えてくるような構想にもとられ、また巨悪にしては奇抜性に欠けていて、内容にバランスの悪さを感じます。 本当の巨悪犯罪組織ならこの本に出てくるような簡単に踏みつぶされる体制ではないはずです。この辺りは小説の枠内でのことでしか表現できない無理な味付けになっていて、残念です。 小説にはどこかテーマがあることが大事ですが、そのテーマに無理やり構想を膨らませすぎているため、読後感に余韻がありません。 | ||||
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かつて優秀な自衛隊員だった羽月は、私設ボディガードだ。 その羽月が、自らの人生を賭けて、とてつもない巨悪から、大切な人を守る。 巨悪は、次々に華麗な攻撃を仕掛けてくる。 これらの攻撃に対抗する羽月らの振舞いも、さらに華麗だ。 現実の国際社会を舞台にした、巨悪との闘いは、スリリングで、息をつく暇すら無い。 羽月が、生命を賭してまで、大切な人を守ろうとしているのには、理由がある。 そして、物語は、印象的に幕を閉じる。 本書は、単に展開が面白いだけではなく、多くの場面で、色々な事を考えさせられる。 手に汗握る社会派小説であり、秀逸な森村節でもある。 | ||||
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