壁の目 新・文学賞殺人事件
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この小説にふれた人の数だけ、物語が生まれる、そんな気がしている作品です。 最後まで読んで、この女子大生に関わった人数が、偶然を呼びまた違う展開を招く、そんな連鎖が起きそうだと、私は想像しました。この本はそれぞれに主人公を変えて話を進めた場合、また読者の想像を掻き立て、ストーリーが出来上がるとも思いました。 原作では疑問を持った作家の1人が、事件を追うという設定がより読者に近く、不思議さを増したのが良かったです。そしてもちろんこの本でも、男女の欲望や偶然が交差する、ありそうな人間模様も見れて森村作品の面白さを堪能しました。 私はもう、虚構か現実かの二択というよりも、この小説ほど幾重にも幅と奥行きが広がり、立体化する話はなかったです。それぞれの視点の、その先に見える展開とは‥‥? なんか現実でもこんなことがありそうな気がする・・と、私もすでに作者の仕掛けにかかってしまいました。普通に推理小説を読んだだけで、マジックミラーに入ったかのような今までと違う感覚に陥り、とても楽しいです。私の中で、イメージが固定化されてしまう前に、できれば先に「原作」を読んでほしい本ナンバーワンになりました!Σ(・□・;) | ||||
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自分が犯した過去の殺人そっくりの小説を審査員として読んでしまった浅沼!! じわじわと迫ってくる恐怖・・・。築きあげた地位への確執・・・。 驚愕のラストに辿り着くまで、正に『目』が離せない!! 解き明かす“目”がユニークで、想像を膨らませる事が出来た1冊!! 読み進めるごとに、新たな想像が生まれてドキドキした。 エピローグのスピーチ部分は余分だったと思うけれど・・・。 これも作者の業でしょうか!!! | ||||
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