GATACA
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上巻では、あまりに悲惨なリューシーとシャルコの境遇に引き込まれるが、 下巻では壮大過ぎる広がりを見せるスケールに圧倒される。 こういう作品はアメリカ勢の独壇場かと思っていたが フランス勢も、けっこうやるもんだな。 前作『シンドロームE』から続く「暴力」の根源を探るテーマの連作だが まだ結論までには至っていない。 本国では続篇も出たという。 日本でも続刊を望みたい。 | ||||
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双子の娘の一人を殺害された元刑事のリューシーとかつて殺人鬼に妻子を殺害された刑事のシャルコが再び奇怪な事件に巻き込まれて行く。前作『シンドロームE』の続編。 リューシーの娘を殺害した犯人と三万年前の殺人犯のクロマニョン人とのつながりは… 奇抜なアイディア、おどろおどろしい描写、少しづつ真実が明らかになるストーリー展開が非常に面白い。 GATACAとはDNAを構成する塩基のことか。最初のページから延々とページ下部にDNAの塩基配列を記載するという凝りよう。 前作の『シンドロームE』とともにハリウッドで映画化されるようだ。 フランク・ティリエは『死者の部屋』『タルタロスの査問官』『七匹の蛾が鳴く』『シンドロームE』と常に奇怪な事件を奇抜なアイディアで描き続けているフランスの作家である。 | ||||
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ついにGATACAの正体、現代の殺人鬼と三万年前のクロマニョン人、アマゾンの謎の部族とのつながり、そして犯人の正体と、全てが明らかになる。まるでマイクル・クライトンのSFとホラー・ミステリーが融合したような壮大なスケールの作品。 余りにもミステリーからかけ離れた現在から過去に渡る伏線が張り巡らされ、果たして納得する結末になるのかと心配したのだが、それは杞憂だった。 人間の暴力の根源、人類のルーツにまで迫る物凄い作品。特にDNAに関する描写が非常に興味深く、面白かった。 事件が解決し、リューシーとシャルコの関係も修復し、ハッピーエンドで物語が終わるのかと思ったのだが、再び暗示的なエピローグが… | ||||
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