東京のオカヤマ人

登録されているタグ

※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

5.00pt (10max) / 1件

Amazon平均点

4.25pt (5max) / 4件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

0pt

サイト内ランク[]

C

ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

0.00pt

ミステリ→

0.00pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
1,355回
お気に入りにされた回数
0
読書済み登録回数
1
このページのURL

あらすじ

2004年11月30日 東京のオカヤマ人 (講談社文庫)

エッセイと呼ぶにはあまりに怖い物語。ホラー大賞を受賞して上京間もないイワイに、ぶんぶん寄って来るヤバイ人々。「ぼっけえ」「きょうてえ」「やっちもねえ」など岡山弁のニュアンスを存分に盛り込んだ、人気ホラー作家とっておきの14話。ここまで書いたら、もう岡山には帰れんかも。(「BOOK」データベースより)

評判

東京のオカヤマ人の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点0.00pt

東京のオカヤマ人の総合評価:

8.50/10点 レビュー 4件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

指定の条件による感想はありませんでした。

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4
(4pt)

クスっと笑えていろいろ考えさせられて、著者や岡山のことがよくわかる本

著者の故郷である岡山テーマの15編が収められています。一応エッセイですが、それが途中でサイコ・ホラーぽく変貌したり、実話怪談のようになったりとちょっと変わった作りです。ストーカーみたいなファンと会った時のことや知り合いから聞いたおどろおどろしい話なども、どこまでが実話でどこからが創作なのかわからないような話が独特のユーモアで岡山弁まじりで語られます。岡山に対する愛憎半々という感じでおもしろかったです。

あとがきは水道橋博士という関西テレビの番組で著者と共演している方が書いておられますが、著者が恥ずかし気もなくテレビでNG言葉連発な様子が描かれていて、私は本を読むばかりで実物が動いてお話されているところを見たことがないので、ええ!そんなふうな方なんだとちょっとびっくりでした、笑。
著書にはおちゃらけたものもありますけど、日本の古典に取材していたり、文章も古風で深いものもあるし本質はすごくちゃんとした方なんだろうという印象なので。
いい意味での自己中心で、自分の好きなようにしか生きられない人だと思いますが、自分自身もまわりも醒めて見ているところがあってものを見る目は結構クールで客観的だと感じます。

ストーカーっぽいファンは「この本に書いてあるのは私のことだ」と思いがちな人が多いというのは反省させられました。これもまた自分のことを言われているようでした、汗。
東京に住んでも岡山県人が抜けきれない著者や、岡山のことを知りたい方には興味深い本だと思います。
東京のオカヤマ人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 東京のオカヤマ人 (講談社文庫)より
4062749351
No.3
(4pt)

クスっと笑えていろいろ考えさせられて、著者や岡山のことがよくわかる本

著者の故郷である岡山テーマの15編が収められています。一応エッセイですが、それが途中でサイコ・ホラーぽく変貌したり、実話怪談のようになったりとちょっと変わった作りです。ストーカーみたいなファンと会った時のことや知り合いから聞いたおどろおどろしい話なども、どこまでが実話でどこからが創作なのかわからないような話が独特のユーモアで岡山弁まじりで語られます。岡山に対する愛憎半々という感じでおもしろかったです。

あとがきは水道橋博士という関西テレビの番組で著者と共演している方が書いておられますが、著者が恥ずかし気もなくテレビでNG言葉連発な様子が描かれていて、私は本を読むばかりで実物が動いてお話されているところを見たことがないので、ええ!そんなふうな方なんだとちょっとびっくりでした、笑。
著書にはおちゃらけたものもありますけど、日本の古典に取材していたり、文章も古風で深いものもあるし本質はすごくちゃんとした方なんだろうという印象なので。
いい意味での自己中心で、自分の好きなようにしか生きられない人だと思いますが、自分自身もまわりも醒めて見ているところがあってものを見る目は結構クールで客観的だと感じます。

ストーカーっぽいファンは「この本に書いてあるのは私のことだ」と思いがちな人が多いというのは反省させられました。これもまた自分のことを言われているようでした、汗。
東京に住んでも岡山県人が抜けきれない著者や、岡山のことを知りたい方には興味深い本だと思います。
東京のオカヤマ人 Amazon書評・レビュー: 東京のオカヤマ人より
4062108844
No.2
(5pt)

私もバイリンガル

私の両親はともに岡山出身で、とくに父は家では大阪弁まじりの岡山弁(疎開の関係で)しか使わなかったため、その子供たちもほぼバイリンガルである。

盆暮れと田舎に帰れば、従姉妹たちと遊ぶうちに岡山弁になっていた。よって岩井志麻子のしゃべる言葉は私にはごく自然である。「じゃ」「じゃろう」「じゃが」「じゃあ」は当たり前。

が、このエッセイを読むことによって、あることが判明したのだった。わが家を飛び交っていた岡山弁は、ほとんど否定的な方向のものばっかりだったのである。

「そねえな(そんな)」とか「いけるもんか(なるものか)」とか「おらんで(いない)」とか。父の発する否定形の岡山弁は「そねえなものは○○の家にはおらんで(子供の出来が悪いことに怒っているときの定番)」とか「なにをしょんなら(怒っているときの定番)」などで表現された。そんな父も今は亡いが。

逆に、この本で紹介された言葉は初耳のものが多く、母もほとんど使ったことがない、というものが多かった。「そ」については、母によると、気位の高かった祖母が嫁である母にほんのときたま使ったらしいので、目上の者が目下の者に使う言葉のようである。「ぼっけえ」と「きょうてえ」は父母ともほとんど使用しなかった。「ワシ」は、年配の女性でも使ったのを聞いたことがない。

思うにこれは、地域の違いもだいぶあるようだ。岩井は北東部、私の父母は中南部の岡山である。母方の祖母の口癖は「ええようにせられえ(孫が不機嫌になったとき)」だったなあ。私の知る岡山は気候がよくて、生活に困らないために人はみなちょっとバカなくらいゆるくて、「ド」がつく田舎。とまあローカルな話はこのくらいにして、このエッセイは、とびぬけて面白かった。この本で岩井と出会い、また己のルーツである岡山と邂逅した私は、小説も含め他の岩井作品への旅に出るのだが…。つづく。
東京のオカヤマ人 Amazon書評・レビュー: 東京のオカヤマ人より
4062108844
No.1
(5pt)

私もバイリンガル

私の両親はともに岡山出身で、とくに父は家では大阪弁まじりの岡山弁(疎開の関係で)しか使わなかったため、その子供たちもほぼバイリンガルである。

盆暮れと田舎に帰れば、従姉妹たちと遊ぶうちに岡山弁になっていた。よって岩井志麻子のしゃべる言葉は私にはごく自然である。「じゃ」「じゃろう」「じゃが」「じゃあ」は当たり前。

が、このエッセイを読むことによって、あることが判明したのだった。わが家を飛び交っていた岡山弁は、ほとんど否定的な方向のものばっかりだったのである。

「そねえな(そんな)」とか「いけるもんか(なるものか)」とか「おらんで(いない)」とか。父の発する否定形の岡山弁は「そねえなものは○○の家にはおらんで(子供の出来が悪いことに怒っているときの定番)」とか「なにをしょんなら(怒っているときの定番)」などで表現された。そんな父も今は亡いが。

逆に、この本で紹介された言葉は初耳のものが多く、母もほとんど使ったことがない、というものが多かった。「そ」については、母によると、気位の高かった祖母が嫁である母にほんのときたま使ったらしいので、目上の者が目下の者に使う言葉のようである。「ぼっけえ」と「きょうてえ」は父母ともほとんど使用しなかった。「ワシ」は、年配の女性でも使ったのを聞いたことがない。

思うにこれは、地域の違いもだいぶあるようだ。岩井は北東部、私の父母は中南部の岡山である。母方の祖母の口癖は「ええようにせられえ(孫が不機嫌になったとき)」だったなあ。私の知る岡山は気候がよくて、生活に困らないために人はみなちょっとバカなくらいゆるくて、「ド」がつく田舎。とまあローカルな話はこのくらいにして、このエッセイは、とびぬけて面白かった。この本で岩井と出会い、また己のルーツである岡山と邂逅した私は、小説も含め他の岩井作品への旅に出るのだが…。つづく。
東京のオカヤマ人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 東京のオカヤマ人 (講談社文庫)より
4062749351
No.0
(4pt)

意外な一面が覗ける本

「ぼっけえ編」「きょうてえ編」「やっちもねえ編」「こらっしもねえ編」「ブリつけて行こうで編」「大人しい者ほど屁が臭い編」「よう、うつってじゃが編」「「そ」編」「岡山にゃあ祟り神が仰山おられるけえ編」「すばろうしい編」「ゆうたりこして編」「ひっさこと、ちいときま編」「まんがわりい編」「岡山の眩いい明日編」「わしはもう、岡山には入国できんかもしれん編」からなる、岩井氏初のエッセイ集。
岡山への気持ちを綴った(でも内容が怖いというか凄いというか変な感じです)もの。方言が沢山もりこんでいて、岡山を愛していることは愛しているのでしょうが…。
文章が軟らかくて、すらすら読めました。
東京のオカヤマ人 Amazon書評・レビュー: 東京のオカヤマ人より
4062108844

その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る