消えゆくものへの怒り
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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引退した捜査官が断りきれない事情から再度、捜査現場に戻って活躍するというのはよくあるパターンだが、主人公が60歳近い女性と言うのは初めて読んだ気がする(すでにあるのかもしれないが)。しかも、本筋はサイコパスを追いかける異常心理ものなのに、犯人の心理や行動の描写は少なく、ヒロインの心理描写の部分が多いのも異色だ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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未解決だった連続殺人が解決されるが・・・というお話。 よくあるサイコものといったらそれまでですが、一応及第点はあげられる作品だと思いました。ミステリの常道である、一見単純に見える謎の背後を探ると・・・という展開もまぁ許せます。 良く出来てはいるし、新人でここまで書ければまぁ良しとすべきでしょうが、ちょっと刹那的な感じの作品なので、再読三読はないかも。 とはいえ、才能のある方らしいので、これからに期待します。 新人のデビュー作としては良く出来た作品。機会があったら是非。 | ||||
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ミステリーと推理小説とは峻別するべきとの立場をとっております。 本作も犯人当ての推理小説ではなく、年配のヒロインの苦悩と愛が通奏低音として重要なポイントであり、それこそが醍醐味と思っています。 推理小説とし捉える方には重過ぎるかもしれませんが、多くの日本製推理小説が及ばない読み応えがあります。 | ||||
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59歳の彼女は元FBIの捜査官。4年前に退職して、現在は再婚相手と幸福な日々を送っていた。ただ、彼女は、悲惨だった過去はできるだけ隠すようにしていた。そんなある日、かつて彼女が捜査に参加したが、解決できなかった“ルート66連続殺人事件”の犯人が逮捕されたという報せが届いた。しかし、犯人の自白には奇妙な点もあって、疑問が多く残るのであった。そして、このときから、平穏であった彼女の身辺に異変が起き始める・・・暴漢に襲われたり、ライフルで狙撃されるという事態も発生、なんとか、一命をとりとめる場面にも遭遇する。これは偶然であるはずもなく・・・彼女の捜査官魂に再び火がつき、危険な捜査に突入してゆくのである・・・。 年齢に関係なく、女性は強く、戦う女性は美しい。 | ||||
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だんだん年取って50代とかのヒロインはたくさんいますが (V・I・ウォーショースキーとか) 最初っから50代ってのは初めてかも。 でもブリジッド女史、年を感じさせないし、体力もある。 違和感ないし、成功作と言えます。 ただ心配なのは今後。 アガサ・クリスティーが後年最も後悔していたのが ポアロを最初から年寄りにしてしまったことだったそうで 次作以降、どうなるかに注目したい。 | ||||
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タイトルはハードボイルド風だが、新人作家によるサイコサスペンス。主人公は元FBIのおとり捜査官、ブリジット。一体、誰が犯人なのかという謎解きもあり、アクションもあり、パトリシア・コーンウェルのような香りもある。 サイコ物ではあるが、『羊たちの沈黙』とか『悪魔の囁き』のようなおどろおどろしさは無い。 読みながら、主人公に若さがあればジェシカ・コランだし、やはり、主人公はケイ・スカーペッタに近いのかなと思ったりした。クラリス・スターリングでないことは確か。 残念なのは、連続殺人鬼が二人も登場するのに… もったいない。 | ||||
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