郵便配達は二度ベルを鳴らす
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
郵便配達は二度ベルを鳴らすの評価:
4.50/10点 レビュー 2件。 C ランク
郵便配達は二度ベルを鳴らすの総合評価:
8.68/10点 レビュー 28件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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状況説明は省略されて、いきなり登場人物のアップで場面が切り替わるモンタージュ撮影のようなスピード感。
新訳だけにリズム感があってグイグイと小説世界に引きずり込まれる。
ハードボイルドタッチなんだけど、タフでクールな探偵が活躍する推理小説の類ではない。
冒頭、エロ小説かっていう際どいシーン?から始まる。
出版当初(1934年)はアメリカの一部の州やカナダで出版禁止になったらしいけど、今日の感覚で言えば十分に抑制の効いた表現だよな^^;
世界恐慌の直後、不景気なアメリカ西海岸の田舎町が舞台だ。
クライムノベル(犯罪小説)やロマンノワール(暗黒小説)の元祖みたいにいわれるけど、結局、これは恋愛小説なんだ!とわしは思うぞ。
映画「俺たちに明日はない」を連想した。
犯罪映画なんだけど、核心は愛の物語だと思いません?あの映画。
同じように世界恐慌後の1930年代が舞台だし。
文庫の「訳者あとがき」で池田真紀子さんが次のように書いている。
「・・・・と、ストーリー自体は比較的シンプル。分量もさほど多くなはい。それでも読後の心に残るものは、複雑で深い。たくさんの言葉を費やして説明する代わりに、行間を埋める役割を読者の想像に一任する著者の潔さ、巧みさが凝縮されたような作品だ。」
正と邪・善と悪?
人間の弱さ・運命?
幸福とは?
愛とは??
結局、フランク(主人公)とコーラ(ヒロイン)は何をもとめてもがいていたのだろう・・・と、考えさせられる。
時代を超えて常に新しい衝撃を読む者に与える。
アメリカ文学史に輝く傑作だと思う。
ところで、題名は「郵便配達は・・」だけど、二度ベルを鳴らすどころかそもそも郵便配達員が登場しない^^;
しかし、なるほどと納得するよね、確かに二度ベルを鳴らした。
諸説ありだけど、題名については。