Mr.クイン



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    初公開日(参考)2000年07月
    分類

    長編小説

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    Mr.クイン (ミステリアス・プレス文庫)

    2000年07月31日 Mr.クイン (ミステリアス・プレス文庫)

    麻薬王のブレーンとして完璧な犯罪計画を立てる―おれにとって犯罪はビジネスだ。計画を売るだけ、実行はしない。今度の仕事は大物だった。裕福な不動産業者の一家を事故に見せかけて殺し、全財産を乗っとるのだ。すべては順調だった。新聞記者に尻尾をつかまれそうになるまでは…究極のアンチ・ヒーロー、クイン登場。刺激に満ちた、新世代の犯罪小説。 (「BOOK」データベースより)




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    No.16:
    (5pt)

    極悪非道の完璧な悪党

    犯罪プランナーが主役の悪漢小説。

    主人公のクインは、極悪非道の完璧な悪党で、人間味のかけらもない。被害者となるのが善良な人々であるがゆえに、余計に非情さが際立つ。

    不動産会社を乗っとろうと、その家の次女をたぶらかした男の手引きで、一家を事故死として葬ろうと企てるクインと、ビジネスパートナー?の麻薬王…というのがストーリーの主軸(不動産会社社長はアルツハイマーの妻を献身的に介護する好人物、長女はご懐妊という幸せな家族)。犯罪そのものは気分が悪くなるのだが、その計画の綿密性はとても優れている。

    見かけは一般市民のクインは、浮気がバレて妻に離婚を突きつけられている。二人の子供を連れ去られ、妻の強行さに業を煮やしたクインは、犯罪プランナーとしての顔を見せる…という展開が、不動産会社乗っ取りと並行して語られる。

    少しでも禍根を残しそうな者たちを、徹底的に排除していくクイン。なので、亡き者にされる登場人物は、とっても多い。おまけに、肥溜めに死体を放り込むなど、顔を顰めてしまう残酷なシーンがちらほら見られるので注意されたし。

    クインの犯罪は、果たして成功するのか。最大のライバルは、クインの裏の顔に迫る女性ジャーナリスト(妻の姉)。これまた彼女を徹底的に叩き潰す計画が凄まじい。

    本作品はクインの視点で犯罪の進行が語られる。独特のユーモアはあるものの、あくまで物語と割り切れないと厭な気分だけが残ってしまうだろう。
    Mr.クイン (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:Mr.クイン (ミステリアス・プレス文庫)より
    4151001514
    No.15:
    (5pt)

    にやにやが止まらない

    犯罪グループのブレーンであるクインを描いたストーリー。
    最初のシーンからの構成は緻密で圧巻のテクニック。
    思わず痺れてしまうほどの技巧派でありながら堅苦しさを微塵も感じさせないのはやはりクインのブラックでユーモラスな語り口によるのが大きい。
    ストーリーもメインの犯罪ストーリーとクインのストーリーが絶妙なバランスで配置される。
    外道のようなストーリーだがグロなどの胸糞の悪さはなくにやっとさせられるウィット。
    クライムノベルの傑作であるのは譲れないところ。
    Mr.クイン (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:Mr.クイン (ミステリアス・プレス文庫)より
    4151001514
    No.14:
    (5pt)

    底なしのワル

    天才的な頭脳を持つとことん悪い男ジャード・クインが主人公。
    彼は犯罪プランナーとして、表舞台には立たず、裏から悪逆非道な計画を立て実行させる。

    彼の仕掛けは、すべて最初は何に使われるのか全く分からない。それが話が進むに
    つれてジグソーパズルのピースが1つ1つがぴたりとはまって一つの絵になるかのごとく、計算されつくした犯罪の全貌が浮かび上がる。
    すごい悪人だが、彼の仕掛けがぴたりとはまるたびに思わず、「なるほど!」とうなってしまう。

    犯罪小説で相当アクドい話なのだが、クインのあっけらかんとした態度と、あまりに、ぴたり、ぴたりとクインの計画がハマりすぎるために、
    かえってブラックユーモアがたっぷりきいたコメディを読んでいるような感覚にもなり、読んでいて救われる。
    魅力的か魅力的でないかといわれれば、品性を疑われるのを覚悟で魅力的だと答えたい。

    果たしてここまで悪い主人公がどんな結末を迎えるのか?
    Mr.クイン (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:Mr.クイン (ミステリアス・プレス文庫)より
    4151001514
    No.13:
    (5pt)

    底なしのワル

    天才的な頭脳を持つとことん悪い男ジャード・クインが主人公。
    彼は犯罪プランナーとして、表舞台には立たず、裏から悪逆非道な計画を立て実行させる。

    彼の仕掛けは、すべて最初は何に使われるのか全く分からない。それが話が進むに
    つれてジグソーパズルのピースが1つ1つがぴたりとはまって一つの絵になるかのごとく、計算されつくした犯罪の全貌が浮かび上がる。
    すごい悪人だが、彼の仕掛けがぴたりとはまるたびに思わず、「なるほど!」とうなってしまう。

    犯罪小説で相当アクドい話なのだが、クインのあっけらかんとした態度と、あまりに、ぴたり、ぴたりとクインの計画がハマりすぎるために、
    かえってブラックユーモアがたっぷりきいたコメディを読んでいるような感覚にもなり、読んでいて救われる。
    魅力的か魅力的でないかといわれれば、品性を疑われるのを覚悟で魅力的だと答えたい。

    果たしてここまで悪い主人公がどんな結末を迎えるのか?
    Mr.クイン (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:Mr.クイン (ミステリアス・プレス文庫)より
    4151001514
    No.12:
    (5pt)

    胸くそ悪いが、目を離せない。

    とにかく面白い。主人公のキャラも強烈だし
    小説の構成としても、すごく良くできていると思う。
    そして、内容はとことん悪趣味で胸くそ悪くて
    モラルに欠けていて、それでいて目が離せない。
    主人公にちょっと魅力すら感じる。

    まじめな人は読んじゃだめ。誰かに買った事を知られるのも
    ちょっといや。1人でひっそりと楽しみたい。
    言ってる意味わかるか?
    Mr.クイン (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:Mr.クイン (ミステリアス・プレス文庫)より
    4151001514



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